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木を見て森を見ず

今は亡き父が教えてくれた言葉は沢山あった。
小さな頃だったので、残念ながらもう忘れてしまったものの方が多いと思う。

だが、幾つか今でも覚えている中に
【木を見て森を見ず】
がある。
目の前の木ばかりを気にして、その後ろにある森の事が全く見えていないという意味だ。

表面的な事柄ばかりに気を取られ、その奥にある事柄に気付けていなかったという事実に驚きと同時に深い反省をした今日だった。

気にすべきは木ではなく、森なのに。

例えば太郎が荒れた時にどうすればいいのか、荒れさせない為の方法ばかりを模索してきた。
けれど課題はそこではなく、もっと他のところなんじゃないのか?というアドバイスにハッと我に返ったのだ。

私自身が深く考えさせられる事の多い1日だった。
自分の事を1番分かっていないのは自分なのだな。

今まで長い間母はそこに気付けなくて荒れる君の事ばかりに気を取られ、右往左往しててごめん、太郎。

またもや太郎との再出発だ。
きっと迷いながら、だけど前を向いて君を信じて頑張ろう。

今日、太郎の為にご足労頂いた方々には心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。


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by ganbaru-okan | 2017-09-26 23:00 | Comments(0)

絶賛大荒れ中

そう。相変わらず絶賛大荒れ中の太郎だが。

精神的にピークを迎え(私が:笑)先日の受診時に主治医に切々と現状を訴えた。 以前から訴えてはいたのだが『全てを薬で押さえてしまうことが良い訳ではない。』と突っぱねられ続けたのに、今回は割とアッサリ処方を変えてくれたのは何故なのか。
それだけ私が鬼気迫るような雰囲気を醸し出していたのかもしれない。

太郎には元々日中と眠前には安定剤が処方されていたが、今回日中の安定剤が中止になり、代わりに朝晩の服薬時に違う安定剤が追加になった。

飲ませ始めの数日間はウトウトし、明らかに活気も落ちていた。

母として、やはり息子のそんな姿には胸が痛む。
本当にその選択が正しいのかと何度も何度も考えた。

……けれど、静かなのだ。
荒れても一瞬で終わる。
一瞬の荒れなんて、日常を思えば『屁』みたいなものだ。
そんな静けさにホッとしている自分も確かに、いた。

だがそれで終わらないのが流石の太郎だよ。

……あれ?( ̄▽ ̄;)
朝から叫び、荒れてるよ?
……あれ?( ̄▽ ̄;)
効いてないのか?

まだ出来上がっていない太郎の身体にこれだけの薬を飲ませるのは、太郎の身体を蝕ませている事になるという思いと、薬の力を借りてでも一時でも静かになって欲しいという切望がある。

悩みに悩んでいたが、ある人が言ってくれた言葉がストンと胸に落ちた。
その言葉を聞いて、とりあえずしばらくは飲ませてみようと思えたのだ。
有難いことこの上ない。
私は人に生かされている。

『我が子にそこまでするのか』と思う方もおられるだろう。
けれどもこの世の中には、我が子にそこまでしなくてはいけない位に親が追い詰められる瞬間があるのだ、という現実もご理解頂けたらと思う。

いつか安定剤とはお別れさせたい。
お別れ出来る日が来ることを世界中の誰よりも願っているのは、間違いなくこの私なのだ。

頑張れ、太郎。








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by ganbaru-okan | 2017-06-03 20:00 | Comments(2)

久しぶりの発熱

昨日、仕事から帰宅した私を待っていたのは鼻声&咳き込みの太郎だった。
『ママ!おかえりー!』と言ってくれる声を聞いた瞬間に母としてピンポンピンポンとヤバいスイッチが入り、すぐさま検温した。
案の定発熱していた。
朝は何ともなかったのに。
発熱は久しぶりで、やはりどんな時もいきなりくるな。

ただそんなに高熱でもないし、本人の機嫌も悪くはないので痙攣対策のダイアップだけ挿入して、後は様子を見ている。

それにしても久しぶりに使用したが、ダイアップってやはり凄い。
使用してしばらくすると入眠してしまい、起きた後も本当に大人しい。
日頃頻繁にある発作が抑えられるので本人もとても穏やかだった。言い換えればそれだけキツイ薬であると言うことだが、発熱時には欠かせないのだ。

太郎が大人しいので、こちらもとても穏やかに語りかける。
太郎も穏やかに返事をする。
理想的だ。
発熱は可哀想だが、そんな風にちょっといいこともあるなと思う。

で、今朝のこと。
朝から検温し、一応平熱にまで下がっていた。だが身体を触るとやはり多少の熱感がある。まだまだ要注意。
私は仕事に出なければならなかったので太郎の一連のことを済ませ、自分の身支度を整えてから太郎に『行ってきます』を言いに行った。
部屋に一歩入ると部屋中に漂う排便臭。
『今か‼もう時間もない今なのか‼』とは思ったが、そうなると、もう大急ぎでおむつ替えだ。
バタバタとおむつを替え、さぁ終わり‼と思った時に太郎が言った。

『ありがとうございます‼』

ありがとうございます?
いつもなら闘いのおむつ替えで、太郎の口からありがとうございます??
ビックリしながら思わず答えたよ。
『いえいえ、どういたしまして』

発熱も、たまには悪くない。

でもせっかくの春休みだ。
早く良くなりますように……。










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by ganbaru-okan | 2017-03-26 17:50 | Comments(0)

お父さんへ

今日は太郎の受診日だ。
だが今日は私だけで薬を貰いに来た。
1人で来ると待ち時間もさほど苦ではない。今日は花子にイヤホンを借りてきたのでまさに今、スマホでお気に入りの曲を聴きながらこれを書いている。
こんな時間は何て久しぶりなんだろう。

昔、まだウォークマンがテープだった時代。
私はどこに行くのも音楽がお供だった。ずーっと何かしら聞いていたのだ。
今は花子がそれをしている。花子のスマホにはイヤホンが装着されっぱなしである。
若いってそういうことなのだな、と思ったりもする。

だが、今書きたいのはイヤホンだの音楽の話ではない。

太郎のかかりつけのこの大学病院は、実は私の父が最期を迎えた病院でもある。

父が亡くなった後、私はこの病院に来るのが本当に辛かった。
病院の敷地に入ると、色々な場所に父との思い出があった。
父がまだそこに居るような錯覚を覚えた。
院内を車椅子で移動している父と同じような年格好の方を見る度に父なんじゃないか、もしかしたら父はまだ亡くなってはいないんじゃないのか、と思ったりもした。

年月が経った今でも、院内で父との思い出を追っている自分に気付く。
あちらこちらに、あの日の父が居る。

多少の切なさを感じながらも、こんな時間も悪くない。
たまにはゆっくり心の中で父に語りかけよう。

私は貴方の娘で本当に良かった。
出来の悪い娘なりに頑張るから、どうぞ見守って下さい。
ばぁばも元気。
太郎と花子も元気に大きくなったよ。
また皆でお墓参り、行くからね。

お父さん、大好き。










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by ganbaru-okan | 2017-03-24 13:40 | Comments(0)

手放すこと

先日書いた決断する事と同じような話になるけど。

人間は欲深い生き物だなぁと思う。
あれもこれも欲しいと願い、もしそれが手に入ったら次は手放せなくなる。
物質的な事ばかりでなく、精神的な事でもだ。
それが結局執着と言うものなのだとこの歳になってやっと気付いた。

執着があるから問題は更にややこしくなる。
かといって執着を捨て去り生きていける程、私は人間が出来ていない。

只、コップもいっぱい水を入れてしまうと後はこぼれるしかなくなるのと同じように、全てを手に入れる事が最良ではないのだなとやっと気付いた。

不思議なもので1つ手放すと、何かのキッカケで新たに1つ手に入ってくる。
やはり時には思い切って手放すことも必要なのだと思う。

少しでもそれに気付けて良かった。
本当に、時には物事を一歩離れたところから客観的に見ることも大事だな。

がむしゃらに進んできたからこそ、今の気持ちになれた。
今までの時間と今までの苦労は無駄ではなかった。
色んな意味で気持ちが解放されつつある。
仕事を続けてきて良かったな。と久しぶりに思えるこの頃だ。










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by ganbaru-okan | 2017-03-11 23:20 | Comments(2)