SNS

最近、例えばInstagramやらFaceBookを見なくなった。
以前は毎日チェックしていたし、そこに載る友人の情報を見て心から《イイね》と思えていたのに。

ある頃からそれを見ると何とも苦しくなってきた。
やたらキラキラ輝いて見える。
自分の現実との違いを見せつけられているような気がして。

本当に正直、妬も嫉みもある。
何故私だけが、という気持ちもどこかで沸いてくる。


Twitterに関しては、花子のツイートを見る為だけに通知が届くと見るようにしているが。

口にはしなくても、皆それぞれが何かを背負い生きている事は分かっているし、日々、良いことばかりでもないことも理解はしている。

だけれども、やっぱり苦しくなる。
だが一方でそこでのやり取りがあった友人に対しての申し訳なさもある。


ある時花子と話をしていて私がそれとなくそんな事を言うと、花子は即答で
《見んかったらいいねん。別に見んくても大丈夫やん》
と言った。
そうかな、と言う私に《その気になるまで放置しとき。それでいいって》と、まるで大人みたいに言う。

花子のその言葉で、私は見るのをやめた。


その世界から離れるといかに自分自身がそれに縛られていたのかが分かるようになった。

日頃花子に携帯の使いすぎを注意していたが、何の事はない。私がそうだったのだ。

縛りがなくなるとちょっと気持ちが楽だ。苦しくなることが減る。


しばらくは自分が心地いいと思える相手、空間、時間をちゃんと五感を使って感じてみようと思う。
今の私は、敢えてそうしなければいけない気がしている。













# by ganbaru-okan | 2019-02-21 10:55 | 色々思う事 | Comments(0)

この間太郎に夕食を食べさせていた時のこと。

ご機嫌で食べていた太郎は食べるプラス喋るで口が止まらない。
《喋ってんと早く食べや》
と何度も何度も言うが、そう言っている私もついつい太郎の話に返事をしてしまうので同罪だろう。

何だかんだと話をしていて、不意に
《なぁ、太郎の名前は?》
と聞いた。太郎は
《伊集院(←勿論便宜上。流石に本名は書けまい)たっくん》
と答えた。
《違う。ちゃんとした名前は?》
と再度問うと
《伊集院たろう》
と言う。
《じゃあさ、パパの名前は?》
との問いに

《伊集院お父さんっっっ(๑˃́ꇴ˂̀๑)》

と答えが返ってきた時、思わず笑ってしまった。

なんだなんだ、可愛いじゃないか(´✪ω✪`)♡


《じゃあさ、ママの名前は?》
《伊集院お母さん》
《じゃあ、ばぁばの名前は?》
《伊集院ばぁば》

なるほど。
日々、太郎が皆の名前を呼ぶことなんてないもんな。知らなくて当たり前か。

私は皆の名前を太郎に教えながら《その内に覚えよな》と言った。

そして太郎に

《なぁ、太郎の妹の名前は?》
と聞くと、太郎は本当に即座に
 《伊集院花子!》
と答えてびっくりした。

さすが妹大好きなだけはある。
花子の名前だけは完璧だった。
そして太郎にとって花子をちゃんと《妹》と認識していることが嬉しかった。



最近の私は、意識的に太郎に1日の出来事を問うことにしている。
それは自分自身で振り返りをしてほしい、それが将来的に太郎自身の何かの力になるのではないかなという海より深い母心だ。

なので夕食の時の話題は自然に学校やデイでの出来事になる。
どの先生と給食を食べたのか、授業はどの先生と受けたのか、何をしたのか、楽しかったのか。

まだまだ太郎の答えは曖昧だし、その答えを信用出来るかと問われたら《いいえ?全く?(ㆆ_ㆆ)》と即答するレベルだが。

家族の名前シリーズが終わり、太郎にその日の学校の出来事を問うてみた。

《誰と給食、食べたん?》
すると太郎は
《教頭先生》
と言う。
《え?教頭先生?(¯∇¯٥)嘘やろ、それ》
と言う私に太郎はしつこく
《教頭先生!》
と言う。

その時の私はまだ学校の連絡ノートを読んでいなかった。
食事が終わり、連絡ノートを読むと太郎は昼休みに教頭先生のところに行ったそうだ。

きっと太郎はその事を言っていたのだろう。

それは素晴らしい。
素晴らしいんだけど、やっぱりそこで《教頭先生に会いに行った》とちゃんと状況説明が出来たらもっと会話がスムーズになる。

勿論、今の太郎のままでも人とのコミュニケーションはとれる。
けれども太郎自身が伝えたい事をきちんと伝えるには、まだ語彙が足りない。

《伊集院お父さん》
と答える太郎も本当に素敵だが、出来ればそこで
《伊集院秀吉(←便宜上:笑)》
と言える太郎になってくれたらいいなと思う私だ。

《伊集院お父さん》
名言だな(¯∇¯٥)







# by ganbaru-okan | 2019-02-20 10:10 | 思春期との闘い | Comments(4)

頑張れ、若者!

何だか最近、私のこのブログがやさぐれているのは気のせいでもあるまい。
関西人としては本当は笑いを取りにいきたいところだし、ネタは沢山あるのだが、私自身がそんな心境でもないのでお許し頂きたい。

やさぐれている私はいつもとは違うアンテナが作動しているようだ。
最近は富みにそれを感じる。

でもそれも私。
やさぐれ上等だ。


いきなりだが、私は我が子のことを第三者に話すときに〈うちの○○ちゃんがね〉と言う人とは根本的に合わないと思っている。相手が身内ならばまだ許して貰えるのかもしれないが、第三者に〈我が子をちゃん付け〉はあり得ないだろう。
何故人前で我が子を呼び捨てにしないのか甚だ疑問だ。
いやあくまでも私見だし、その人の勝手なのも承知の上。
けれどやさぐれている私の耳にその言葉は引っかかる。


話は変わるし、身バレするかもなぁと思うけど書いてしまおう。

職場の同僚で高校生の我が子も同じ職場でアルバイトをしている人がいる。
時間帯が違う為に私はその子に直接会ったことはない。

ある日出勤するとその同僚が非常に険しい顔をして話し掛けてきた。
なんでもアルバイトをしている我が子がパートのおばちゃんに色々と(文句を)言われ、その上社員からもきつく叱責されたらしい。
服装がだらしなかった、やる気がない等のことだったらしいが。

同僚は
《そんなんさ、高校生相手におかしくない?》
《うちの子一生懸命やってるやん!》
と本当に非常に怒っていた。
そして《(派遣元の)会社に言ったし、今日それを社員に言ってもらうねん!》と言う目が怖かったぜ。

仕事が始まったので結局それだけしか話をしていないし、その後どうなったのかまでは知らないが。

その日はその話が頭の中でぐるぐるしていた。
帰宅し、落ち着いた時に私は花子にその話をする。

《で、花子はどう思う?》

問われた花子が話始める。

《アルバイトってさ、一時間幾らで働いてるんやんな。ほんならだらしない事はしたらあかんと思う》
《高校生ってさ、色んな料金ももう大人料金になるし、花子の中では高校生は大人やねん。》
《何もなければ叱られる事もないんやろ?じゃあ何で叱られたのかは自分で考えなあかんと思う》
《お母さんによって考え方は色々やから色んな人がおるんやろうけど、花子的にはそのお母さん、ないわー》


そこでもう1つ質問をした。


《もしな、それがママと花子やったとして、花子が職場の誰かに叱られたって聞いたらママは花子に何て言うと思う?》


実はその質問こそが私が花子に聞きたかったことだった。
さぁ、花子はどう答える?



《ママやったらな、絶対【何で叱られたのか考えなさい】って言うと思う。だってアルバイトで働いてる時のことやから》



正確っ( •̀∀•́ )b



我が子が誰かに何かを言われて憤る気持ちは本当によく分かる。
そこは本当によく分かるのだが。

うちの職場で高校生のアルバイトは他にも沢山居る。けれど皆が皆、叱責されている訳ではない。

アルバイトとはいえ、お金を稼ぐ為に働いているのだ。
甘えたこと言ってんじゃねぇ。
やる気がないように見えるのは何故か。
だらしないように見えるのは何故か。
何故母として我が子にそこを話さないのかが私にはよく分からない。


最近よくあるアルバイトによる問題動画にしても、働くということを根本的に理解していない証拠だろう。

働いていると、理不尽に思えることも沢山ある。
けれど理不尽なんてその先一生あることだ。
その上で私は花子に高校生の間に働いてお金を手にする経験をして欲しいと思う。

働くって大変。
でも働かなければお金を手にすることは出来ない。

子供の間はそんなことは考えずに欲しい物を欲しいと言い誰かにねだり手にしてきた子供達が大人になる過程で【働いてお金を手にする】ことがどれだけ大変なのかを理解した時に、本当の意味で親離れが始まると思う。


いつまでも親が守ってはやれない。

頑張れ、若者。
その経験を自分で消化した時、君は少し大人になる。

そしてそんな若者をでしゃばらずにそっと見守る母でありたいと思った出来事だった。























# by ganbaru-okan | 2019-02-19 11:00 | 色々思う事 | Comments(6)

踏ん張れ、私。

こないだ花子が言ってた例のおっさん。

発見しました(ㆁωㆁ*)

土曜日に仕事から帰ってきて門を開けようと家の前で一瞬車を停めた時に前方の視界の端にチラリと横切った人影。
《ん?》と思った私はそのままシフトをDに入れてアクセルを踏んだ。
ゆっくり進みながら犬の散歩をさせているおっさんの横を通り過ぎる。
当たり前だがその時の私はおっさんガン見。
少し先でUターンして、今度はおっさんと対面する。

スポーツウエアを着て身長も高い。
花子の言っていたのは間違いなくこのおっさんだなと思った。

日に何度も犬を散歩させていることを思えば犬好きの優しい人なのだろう。
けど、そのおっさん、確かに非常に目付きが悪い。
街でややこしい奴とすれ違った時にその目付きならば、間違いなく相手が喧嘩を売られたと誤解されると思う。

なのでまだ中2の花子が、ちょっと得体の知れないおっさんだと言うこともわかるなぁと思った。

年齢を重ねれば重ねる程に人相が険しくなるタイプと穏やかになるタイプがある。おっさんは間違いなく前者だろう。
そういうお前はどうなんだと聞かれたら、私もきっと前者だ。理由は想像にお任せしたい。


話は変わるが、私は最近本当に日曜日が苦痛である。
朝太郎の登校準備をしなくてもいいという気楽さだけが唯一の救いか。

日曜日は1日中《誰か》の為に《何か》をしなければならない。
例えば食事だったり、太郎のことだったり、花子のことだったり。
皆が休みモードでのんびりしている間も何だかずっと動いている自分が本当に嫌になる。


昨日、私が夕食の準備をしていると旦那が急に《太郎、風呂入れるしな》と言った。
この頃は私の神経痛が酷く毎日の登校時の太郎の移動は旦那が一人でしてくれている。
申し訳ないと思いながらも私は痛みで太郎の足を持てない。

なので最近は日曜日に旦那が太郎を入浴させると言っても断っていた。
全てを旦那一人に任せるのは余りにも負担が大きいし、今は良くても先々を考えると私に続いて旦那の身体までもが駄目になると、本当に危機だからだ。

月曜日はヘルパーさんが来てくれるし今日はいいよと言いかけたが、その時もう既に太郎は浴室に居た。

ごめんな、ありがとう。と言う。

浴室から太郎の声が聞こえる。
楽しそうに何かを喋っている。
時折《おかあさぁん!》と私を呼ぶ声も聞こえてきた。

太郎がお風呂から上がり服を着せていると、旦那が《太郎、僕がご飯食べさせるからその間にママお風呂入っておいで》と言う。
《いいよ、私が食べさせるよ》と答えたが、《たまにはゆっくりお風呂入り。さ!太郎!パパと食べよか!》と太郎に声をかけた。
言われた太郎は《ママと!》と言い返すが《パパと食べるで!ママはお風呂行って貰おな》 と食事の準備を始めてくれる。

お言葉に甘えてゆっくり入浴をさせて貰った。

お風呂から上がり、部屋に入ると旦那と太郎が横並びで座っている。
その二人をしみじみと見た。


太郎は本当に大きくなった。
大柄な旦那の隣に居ても遜色ないくらいに。 
その近くで座っている花子を太郎が呼ぶ。花子は《なに?》と答えているだけなのに、太郎はとても嬉しそうだ。《花子!チュー!》と花子にチューをしたい太郎に全力で拒否する花子。
花子が近くに居ることが嬉しくてたまらない様子の太郎。
それを見て旦那が笑いながら二人に何かを言う。
皆が笑う。



何故か不意に泣きそうになった。
何故なのか、自分でもわからない。


旦那のその気遣いにか。
それとも色々とありながらも大きくなってくれている子供達の姿にか。


ここに私の家族が居る。


頑張らないと。
頑張れるかな。

踏ん張れ、私。













# by ganbaru-okan | 2019-02-18 11:00 | 色々思う事 | Comments(6)

おっさん……( º言º)

《あんな、この辺でマルチーズ?かな、シーズーかわからんねんけど、とにかく犬を散歩させてるおっちゃん知ってる?》

といきなり花子に聞かれた。

しばらく考えて
《もしかして、ノーリードでシーズーを散歩させてる人?》
と聞くと、どうやらそうではないらしい。

何故かと問うと

《そのおっちゃんな、登下校の時によく会うんやけどすんごい花子のこと見てくんねん》

と言う。
《睨むんか?》と聞いても睨みはしないらしい。
ただただじーっと見てくる。

見てくる位で声を掛けられたり何かをされてる訳ではないようだが

《ほんまによく会うし、その度にじーっと見てくるし、めっちゃ気持ち悪いねん。》

というその気持ちは理解出来る。

《幾つくらいの人?》と聞くと《えー、60代とか70代とかその辺》
《体格は?》《えーっと、身長は高いで》《どのくらい?パパより高い?》《…え…どうやろう。でも花子よりは高い 》
《ガタイは?ごついの?》《パパほどじゃない》
《服装は?》《えっとな、いつもジャージの上下着てる》
《髪型は?》《…わからへん…》
《前に花子に〈ナマ足や!〉って言うたおっさん?》《そのおっさんの顔、忘れた》

いや、あのさ。その情報ではちょっとわからんと私が言うと《知らん?散歩させてるおっちゃん》とまだ聞くか(¯∇¯٥)

今のところ別に実害はないようで良かったのだが。

私が
《多分な、花子がおっさんの初恋のおよねちゃんに似てるんやわ‼️ほんで花子を見る度に心の中で〈およねちゃん……〉って思ってはるんやろ》と言うと《いや、およねちゃんて誰やねん》とつっこまれた。

パパにも同じ話をした花子。
パパと私と同じく《ノーリードで散歩させてるおっちゃん?》と花子に問う。

結局そのおっちゃんの外見はぼんやりとしかわからなかった。

《花子が登校する時間はまだパパがおるから(太郎は花子の後に出る)ほんまに怖かったら走って帰っておいで。ほんで下校時はママが家におる時間やから、何かされたりしたら大声出しながら走って帰ってきて》

と言った。

そのおっちゃんはただ単に《よく会う子やな》と思って見ているだけかもしれないのに失礼な話だとも思うが。
例えばそれがおばちゃんなら花子も怖くはないだろうし。


旦那は花子に
《もしかしたら認知症の人かもしれんしな》《でもあまりにもじーっと見てくるんやったや〈何やおっさん!何見とんねん!〉って言うたれ》

と言った。
でも絶対言えないけどな、花子(¯∇¯٥)


それにしても、だ。
今回のその話で私が花子に覚えさせなくてはいけないなと思ったのは、危機管理だ。

何かあった時にでも瞬時に相手の外見や特徴を見て覚え、それを後できちんと口に出来るようにしておかなければなぁと痛感した。まだまだ甘い。

安心して子供を外に出せないのは悲しい話だが、咄嗟に自分を守れるのは自分だけである。

それにしてもおっさん。

じろじろ見てんじゃねーよ( º言º)

…と、私が代わりに言ってみる。




# by ganbaru-okan | 2019-02-16 11:00 | 花子のこと | Comments(4)

知り合いが予約してくれた焼肉屋に行った時のこと。

その知り合いも初めて行くお店だったらしいが、とても美味しいらしいと誘われた。
正直に言えばその日の私はとても疲れていて本当は家で過ごしたかったが、私にも一応はお付き合いをせねばならない時もある。
時間もランチタイムのお誘いだったし、家のこともそんなに気にならない。

仕方ない。行くか。

店までの道中、笑顔で話をしながらも私の胸中は本当にずっと《面倒くせぇ》だった。

元々の私はこんな人間じゃなかった。
出掛ける時は相手が誰であれ楽しかった筈なのに、いつの頃からか《気乗りしない相手》とのお出掛けは本当に面倒に思うようになってしまった。


で、そのお店。
なかなか雰囲気も良い。
女性の店員さんもいい笑顔だ。
お肉も本当に美味しかった。 

それだけでも自分に《今日、ここに来て良かったね》と言い聞かせる材料になる。


だが一つだけ残念だったのが、店主のうんちくと熱い自分語りであったことは甚だ残念だったと言えよう。

そもそも私はうんちくがあまり好きではない。
例えば焼肉屋さんなら、そのお肉の1番美味しい焼き方を教えて貰えればそれだけで良い。
別に望んでもいないうんちくを聞かされる程苦痛なことはない。

なのにその店主は《これはうちでしか食べれない》だの《自分は昔…》だのをとうとうと語る。
いわゆる自分語りだ。

関西人の私はその話を聞き、勿論笑顔で《凄いですねー!》とか言いながらも内心は


《なんじゃこいつ、えらい値打ちこいとんなぁ(ㅍ_ㅍ)》


と思っていた。

この《値打ちこいてる》とは平たく言うと関西弁で《お高くとまりやがって》という意味合いで使われる。

その店主の何と言うか《格好いい俺》と自分に酔う姿に心底嫌気がさした。



気持ち良く食べさせろ。
あんたは黙って仕事しときゃいいんだよ。



店を出て知り合いが
《美味しかったねー!また来よう!》
と言った。
私も
《ほんまに美味しかったですね!また来ましょう!》
と返事をした。


だが、もう二度と行かねぇ(ㅍ_ㅍ)


その後《ちょっとお茶する?》と言われたが、私は適当な理由をつけて逃げるように帰った。


本当にそんな付き合いが面倒だ。
面倒だと思う時間は過ごさない方がいい。その人からの誘いはもう行かないことにしよう。


どこに居ても心底ホッとできない。


どうした、私。









# by ganbaru-okan | 2019-02-14 10:50 | 色々思う事 | Comments(7)

これもまた…

最近、心がチリチリする。

懸命に日々を過ごしている中で、そのチリチリがどんどん強さを増してきた。
誰かを羨むことや憎むこと、怒りも悲しみも全てがチリチリに変わってゆく。

そして私はどんどん自分で世界を狭め、どんどん殻の中に閉じ籠るようになっている自分をはっきりと感じている。

誰かに気付いて欲しい訳でもなく、ただただひたすら自分の中に入ってくる余分な情報をシャットアウトしたい。

毎日、笑う。
笑っているのに私は全然楽しくない。


全てのことにうんざりしている。
けれどもその全てのことを機械的にやっているだけではあっても放棄はせず、明日もまた今日と同じような時間が流れてゆく。






ちょっと、ヤバい。






そう思ってはいても何もせず、また明日がくる。



こんな自分は初めてだ。

長い人生、そんな時もあるんだな。
これもまた、経験なのか。











# by ganbaru-okan | 2019-02-13 22:45 | 色々思う事 | Comments(4)

うーん……。

以前、夕方のテレビを見ていたらどこかの公立高校に入学を希望する障害を持つお子さんとその親御さんのことが流れていた。

ちらちらとしか見ていないので正確な内容ではなかったかもしれないが。

お子さんが公立高校への進学を希望し、受験。定員割れしていたにも関わらず不合格となったという内容だった。

受験前?だったかその高校の校長と親御さんが面談された時のボイスレコーダーには校長が《何故うちなんですか(受験されるんですか)》《人員的にも看護師の配置は難しい》等言われている言葉が残っている。

親御さんにしてみれば《来るなと言っているのか》《逆に何故入れないのですか?》《定員割れしてる上に我が子のテストの点数で考えたら合格でしょ?》
という内容の発言をされていたと思う。

お子さんに医療的ケアが必要であれば学校に居る間はずっと看護師と付き添いの人が必要になる。
学校に居る間とはいえ、人件費として考えればなかなかの額になるだろう。そこを保護者が負担するのか、行政が負担するのかまでは聞いていなかったがどちらにしても大変だと思う。

身障のお子さんだけでなく知的障害をお持ちのお子さんも同様に公立高校への入学を希望されている話が流れていた。


障害を理由に公立高校へ入学出来ないのは何故なのか。
平等と唱いながら平等ではないのが現代社会だ。
理不尽だと思うことも沢山ある。


ただ、私はその番組を見ながら 

《逆に何故支援学校では駄目なのだろう》

と思っていた。
特に医療的ケアが必要性なお子さんでいうと、支援学校なら普通校よりずっと手厚く日々のケアをして貰える。ちゃんと看護師の配置もある。
そしてそこに勤務先する先生方は当たり前だがちゃんと教員免許をお持ちで、希望すればその子が望む教育も受けられるだろう。

それでも尚、公立高校に拘る理由が知りたいなと思った。
高校は義務教育ではないからこそ色々な思いがおありなのだろうが。

例えば私が太郎を支援学校ではなく、一般の高校に行かせたいかと聞かれたら、答えは《否》だ。
例えば太郎が入試をクリアする程の知識があり少なくとも他者と言葉でのやり取りが完璧であったなら別だが、現状では本当の意味で太郎に必要な環境ではないと思うからである。

一般校に入る為には、この《他者と言葉でのやり取りが完璧》という部分が私はとても大事だと思っている。
何故なら高校は義務教育ではないからだ。

親には通じることと第三者が理解出来ることは違うというのは、今の太郎自身の課題でもある。
それはこれから長い年月をかけて太郎自身が習得していかなければならない。


親として我が子に対する気持ちは本当に深い。 
深いが故に色々なことを見失ってしまう時はある。
何が正解なのか、きっと誰にもわからないだろうが。


何と言うか、とても考えさせられる番組だった。


















# by ganbaru-okan | 2019-02-12 10:55 | 色々思う事 | Comments(4)

秘密♡

皆様は配偶者に秘密はおありだろうか。
こんなことを書くと
《ぼぼぼ…僕が最愛の妻に対して秘密なんてものがある筈がないではないかかかかっ!》←怪しい
とか
《あら♡秘密はバレなければいいのっ♡》←益々怪しい
という方々もおられましょう。

今回の話は私が旦那への秘密の事柄の話である。
決して怪しくはないので、そういった内容をご期待の方には先に謝っておきましょう。



そのミッションを私はすっかり忘れていた。
思い返せば昨年の夏頃に言われていたのに。

学校で太郎が歩行の練習をする為に使う歩行器があるのだが、その高さが太郎にはちょっとだけ高いのだ。
なのでそれを使用する為には太郎に少し厚底の運動靴を履かせなければならない。

で、先生からのミッション


《底の厚い靴を持たせて下さい》


…すっっかり忘れておりました。
夏に言われて、その時はもう1月だったのにな←(≧艸≦)

いや細かく言うと以前も探しに行ったのだが見つからず《また見に行こう》と思ってそのまま忘れていた。
見つからなかった事でもう自分から中で終わっていたのかもしれない。……と、言い訳(¯∇¯٥)

それを先日再度お願いされてやっと思い出したあたり、本当に私も認知機能がそろそろヤバい。


流石に今回こそは買わねばと気合いを入れて探しに行った。
靴屋を何軒もハシゴした。
ありそうでなかなかないんだよ、底の厚い靴。
イマドキの運動靴はどれもこれも底が薄い。
それに厚けりゃ何でもいいって物でもない。なるべく太郎の足が動かしやすい代物を探さねばならない。なかなか壮大なミッションである。

その日は何軒も何軒も見て回ったのでさすがの私もいい加減疲れてしまい、もうここを最後にしようと大型のスポーツショップに入る。

たまたま近くにいた店員さんに声を掛け、色々と質問すると、その店員さんがまぁ大当たりで本当に素敵な方だった。
太郎の身体の状態と何に使うのかを説明するとそれに見合う靴を色々と探して下さる。

こちらがいいと思うんですが、と提示された何足かの靴。
《一度お母様が履いてみられますか?》
と言われたので代わりにそれらを私が試し履きをさせて貰った。

その中の一足を履いた時に
あぁ、これ本当に良いな。
自然に前に体重がかかるから、太郎の足が動かしやすいだろうな。
と思った靴があった。

これ、良いですねと言うと店員さんは熱心に説明して下さる。



ただ、問題はその靴の値段だった、


2万弱っっ∑(OωO; )


………たかが太郎の靴に2万弱……たかが太郎の靴に……。
私だってそんな高い靴は買わない…いや
買えない…。

けど、大事な太郎の為だしな…。
ここは一発どーん!と買うか!

……いや、でもなぁ……。たかが太郎の歩行器の為になぁ……。

けど、せっかくいいのがあったのに。これを履いて太郎が軽やかに足を動かせたら2万円なんて安いものじゃないか!


けど、本当に太郎に合うのか?
いや、私にはピッタリなんだけど。
落ち着け!落ち着くんだ!私っ!


……と、靴を見ながらしばし葛藤する。
だってあまりにもお高かったし。
私の靴を買う基準価格からはかけ離れていたし。


ただ、その時の私は本当に疲れ果てていた。せっかくの仕事が休みの平日。靴を探すことだけでもうすぐ太郎か帰ってきてしまうという焦りもあった。

店員さんの《もし息子さんが合わなければお母様が履かれたらいいと思います》と言われ、まぁそれもそうだな。もし太郎が無理なら私がこのお高い靴を履けるチャンスだもんな、と購入することにした。
もう清水の舞台から飛び降りる覚悟だ。

私は内心、学校で実際に履かせて貰い歩行器に乗せて貰った後で《残念ながらこの靴ではちょっと…》と言われるのではないかと思っていたし、言われるのをどこかでちょっと期待もしていた。
その靴が太郎に合わなければ、そろそろ買い替えなければいけない私の靴を買わなくても済むし。

翌日、太郎が帰宅して直ぐに連絡ノートを開いた。緊張の瞬間である。
だがそこには先生から《バッチリです!ありがとうございました》と書かれていたのだ(-∀-`; )

ちくしょーっ!残念ながらバッチリだったのか( *ω* )

半分はホッとして、半分はトホホと思いながら旦那に《そう言えば昨日、太郎の靴を買ってさ……》という話をした。
旦那は《へぇー!良いのがあって良かったな!》と呑気に返事をした。

勿論、私は旦那にその靴の値段は明かしていない。


言えねぇ(;:°;Д;°:;)
いくらなんでも、それだけは言えねぇ(;:°;Д;°:;)



その後旦那はさらりと言う。
《そう言えばママもそろそろ靴を買い替えたいって言うてたやん。太郎と同じやつ買ってきたら?》
私は《あぁ……そうやなー……》とだけ返事をした。


買えねぇ(;:°;Д;°:;)
あんな靴は、もう買えねぇ(;:°;Д;°:;)


この秘密は墓場まで持っていく。
……いや、そこまでの秘密でもないか(¯∇¯٥)





















# by ganbaru-okan | 2019-02-09 21:35 | 色々思う事 | Comments(4)

なんじゃそりゃ(ㆆ_ㆆ)

節分の頃に《鬼の面を被らないようにして下さい》とかなんとかのニュースが流れていた。
理由は《お面を被って視野が狭まった子ども達が転倒するのを防ぐため》だそうだ。



……(╯•ω•╰)




公園の遊具で転落事故があったからと遊具が撤去されたりとか。




…(╯•ω•╰)



例えばスナック菓子の袋には
《切り口で手を切らないようにご注意下さい》とか。



…(╯•ω•╰)




そう書かなければいけない程に、いわゆる《クレーマー》が多いのだろうと思う。


私の可愛い子どもがお面を被って走っていたら転んだ。これはお面が悪いわっ!どうしてこんな前が見にくいお面を作るのっ!


私の可愛い子どもが遊具から落ちたじゃないのっ!あんな遊具があるからいけないんだわっ!危険極まりないじゃないのっ!

お菓子の袋で手を切った!これを製造した会社はどうなってるんだ!


そして思う。


これはちょっと一言言ってやらねば!!( º言º)

 

その可愛い子どもに親が《お面を被って走ったら転ぶよ》とか《遊具ではこういう風に遊ぶんだよ。危険なことをしたら落ちるよ》とか《袋を開ける時は気をつけなさい》で済むだろうが、と私は思う。


そんな話を聞く度に気持ち悪いなぁと思う私が間違っているのかと錯覚しそうになる程に、最近は色々なことがある意味本当に過剰だ。
そして企業が過剰にせざるを得ない程の陰のクレーマーの存在。


クレーマーは、とにかく何でもかんでも人のせい。

私からすれば、何でもかんでもクレームを言いつける人ってさ、


暇か(ㆆ_ㆆ)


と思うけど。


クレーマーってきっと現実生活の中で鬱憤溜まってるんだろうなぁ。 
小さな鬱憤を溜め続けてるんだろうな。
そしてきっと、その鬱憤を決して言い返せない相手にぶつけることでストレス発散してるんだよなぁ。
ほんと、ちっっせぇ人間だな(ㅍ_ㅍ)
 



言いたかねぇが、私だって山盛り鬱憤は溜まってるんだよ。
でも私は言い返せない人相手に自分のストレス発散はしねぇぞ(ㆆ_ㆆ)





おかしくないかい?最近の日本。




# by ganbaru-okan | 2019-02-07 10:55 | 色々思う事 | Comments(4)

仕事考

もし宝くじが当たったら、私はその後どう暮らしてゆくだろうと考えることがある。

きっと旦那は即答で《もう仕事も辞めてのんびりする》と答える。絶対。 
でも私自身はきっと仕事は辞めない気がしている。

何億という現金を手にしたらとち狂って多少派手に買い物はするかもしれないが、それでも果たして《働く》ということを辞めてしまっていいのだろうかと悩む気もしている。
何と言うか、どんな状況であれやっぱり私は働いていなければいけないと思う。
人間働ける間は働かなければ駄目になってしまうという思考は貧乏性ならでは、なのかもしれないが。
それにまぁ宝くじは当たらないしな(¯∇¯٥)


専業主婦に憧れていた。
毎日家の隅々まで掃除し、家族の為に丁寧に料理をする。
時間に追われることなく毎日を過ごす。
いやー、憧れるなぁー(*˙˘˙)♡ 

…と思っていたが。

ある時はっきり理解する。
私は専業主婦には向いていない。

毎日バタバタと時間に追われ、埃では死なないと家族に言い聞かせ、やっつけで食事を作る。
そうやってバタバタバタバタしながらも、何であれ《仕事》をしたいと思う。それはきっと自分の世界が家の中で完結してしまうことが嫌なのだと思う。
例え《今日はママ友とランチ♡》《今日はショッピング♡》と自由にしていたとしても、である。
私はきっとそれだけの生活では息が詰まる。
そして主婦とはいえ、旦那の稼ぎだけで暮らしていくことに何故か怖さがある。
そして何より働かなければ食べていけない。


仕事に対する捉え方は本当に人それぞれだし、その捉え方の良し悪しも個人の物差しで変わる。
そこは十分に理解した上で。

私は現在派遣のパートという形態で働いている。実は《派遣》という働き方は初めてだったが、私の希望する条件に合う仕事だったのでそこは別に問題ない。
というか、派遣を語りたい訳ではない。

世の中のどんな仕事でも雇用されている以上は真面目に働くことは当たり前だと思う。
真面目に働く事が前提のお給料なのだ。

訪問事業所をしていた時に
《書類作成は苦手なので出来ません》
と言い放ったヘルパーがいた。
出来ませんって凄いな、と違う意味で感心する。
例えば身体や心に何らかの疾病があったりして物理的に無理なのですというならば分かる。けれども果たしてそうではないのに仕事で《苦手なので出来ません》が通るのか。
《じゃあ一緒にやってみよう》と言ったが、頑なに拒否だ。

仕事を自分の都合のいいように考えてしまってはいけない。だって働くことの対価であなたはちゃんと毎月お給料を貰ってるだろう。

《苦手》ならば、どうすればその仕事をこなせるようになるのか、誰かに教えて貰いながらでも少しずつ出来るようにしてやろうという気持ちはないのかと思うが、世の中にはそんな思考は持ち合わせていない人が一握りは確実にいるということが本当に衝撃だった。
《出来ないのだから仕方ない》じゃないだろう。


私の今の仕事はご丁寧にも毎日、各自の前日の作業量が一覧表で貼り出される。
間違いなく会社からの無言の圧力だ。人間、ハッキリとした数字が目に入るとやっぱり気になる。

今までそのような一覧表を見せられる仕事をしたことがなかった私は、初めはびっくりしたがある時から考えを変えた。 
大袈裟に言うと、闘いを挑まれている気になった。

やってやろうじゃないか(ㆆ_ㆆ)


他人と比べるのではなく、あくまでも自分と会社との闘いだ。
会社にしてみればパートは十把一絡げであったとしても、この先私の仕事量についての文句だけは絶対に言わせないぜと思った。


そんなある日。
仕事中に知り合いが声をかけてきた。

《okanちゃん、あんまり頑張りすぎんようにせなあかんわ!自分のペースでやったらええねん!
だってそんなに頑張っても時給は変わらんねんで?


確かにその人は仕事中によくペラペラと喋っている。
何なら仕事をしている私の手を止めさせてまでも喋ってくる。

なるほどな。

私は咄嗟に
《そら時給は変わらんけど、仕事やしなぁ。楽な方に流れて結果的に自分に負けるの悔しくない?》
と言った。
その人は
《あー!分かるわぁ!》
と返事をしたが、きっと私が本当に言いたかった事は分かってはいないと思う。

でも別にいい。
それはあくまでも私個人の意見だから。

ただ、仕事をする理由も心構えも人それぞれとはいえ《仕事》なのだということだけは忘れてはいけないんじゃないかと思わされることが最近本当に多い。

今流行りの個人主義も結構だが、権利を主張するのであれば義務は果たさなければいけない。
私がこれまでに出会った訳の分からない主張をする人達は、何故か大抵権利の主張だけは甚だしい。


大事なことなのでもう一度言う。

権利を主張するのであれば義務は果たさなければいけない



皆が皆《適当でいいじゃないか》と思いながら仕事をしている訳ではない。
真面目にコツコツと取り組んでいる人もいる。


その一握りの人に言いたい。
 あなたがどうであれ、真面目に頑張っている人の足を引っ張ることだけはしないで頂きたい。
あなたが適当にした仕事の尻拭いをしてくれている人がいる。

それすら理解出来ないのなら、あなたは社会人ではない。
外見だけは大人の小学生だよ。





























# by ganbaru-okan | 2019-02-06 10:15 | 色々思う事 | Comments(4)

しつこいようだが、先日以降太郎に対しての心理的距離は保ち続けている。
冷静でいなければ、とも思う。
出来るだけ客観的に太郎を見ようと心掛けてもいる。

《私の息子の太郎君》
ではなく
《高校生の男子。思春期の太郎》
というかんじに。
 
太郎の言葉やスキンシップにもデレデレもしないように、冷静に冷静に…。




昨日の夕食後、とても落ち着いていた太郎が 《ペン下さい!》と言った。何か書きたいのだろう。
私は太郎にボールペンとノートを渡してやる。

太郎は何やら独り言を言いながらノートに書いている(つもり)ようだ。
その間にオシメを替えてしまおうとする私に太郎が《ママ!》と言う。私が手を止めずに《なに?》と聞くと、太郎が

《せんせーに、【ミカンは黄色です】って書いていい?》

と言った。

太郎はまだ色を正確には分かっていない。けれども【スイカは?】【赤色】等のやり取りは好きだ。
そのやり取りの中で言葉として【ミカンは黄色】を覚えたのだと思う。

《へぇーっ!凄いなぁ!ミカンは黄色やもんな!先生に書いといて!》
と大袈裟に言ってやると太郎が本当に嬉しそうに笑う。

そして小さな声で《ミカンは黄色です》と言いながらノートに何かを書いている太郎を、不覚にも《可愛いなぁ…》と思ってしまった。
本当に不覚だった。

家では荒れる太郎だが、一歩外の世界に出ると沢山の頑張りで毎日を過ごしている。どこに行っても《太郎君はムードメーカーです》と言われる程に彼は毎日全力で、そして賑やかに過ごしているのだろう。
そして色々なことを吸収し、ある時何かの切っ掛けで吸収した事が表面に出てくるのだと思う。


不覚だったが、その時の太郎は可愛かった。
本当に可愛いなぁと思ってしまった


けれど今朝はその気持ちも吹っ飛ぶくらいの嵐で、あまりの嵐っぷりに旦那がキレていたけどな。


太郎よ、そうなると不覚にも可愛いと思ってしまったこの気持ち、私はもって行き場がないではないか。
どうしてくれるんだ(¯∇¯٥)






# by ganbaru-okan | 2019-02-05 11:05 | 思春期との闘い | Comments(2)

メラメラのその後

さて、メラメラのその後である。

花子の持ってきたコップとサラダボウルの水で無事に消火し、私は片付けをしながら母と
《新しいこたつ買わなあかんなぁ》
と話をしていた。
その話を聞きながら花子が

《いや、もうこたつはいいわ、花子。もう怖い。こたつは置かんとこうや》

と言う。

だがやはりまだ寒いしな。
買わない訳にもいくまい
そう言っても根がビビりの花子は《いや、もういらん》と譲らない。

《だいたいさぁ、今目の前でこたつが燃えたのに、よく新しいこたつを買おうとか思えるよな。ほんま信じられへんわ》
と手厳しい。
《新しいこたつを買っても花子は入らんしな》
とも言った。

あー、はいはい。
そうなんですね(ㆆ_ㆆ)


昨日は珍しく日曜日に花子の武道の練習があったので、私は花子を送った後のその空き時間に密かにこたつを買いに行こうと思いながら家を出た。

売り場に行くと、もうすっかり春の商品に入れ替わっていてまだこたつが売られているのかと不安になる。
だが何としてでも買って帰らねばと使命感に駈られた私は店員さんを捕まえた。

数は少なかったが、こたつはあった。
幸いにも持ち帰りが出来る。

じゃあ次はこたつ布団だ。
売り場の片隅に売れ残ったこたつ布団が申し訳程度に置いてある。
正方形の布団はまだいくつかあったが、長方形が見当たらない。
困ったなぁと思っていると、先ほど捕まえた店員さんが《お客様っ!ありましたっ!》と満面の笑顔で長方形のこたつ布団を抱えて走ってきてくれた。
どうやら探しまくって下さったようだ。
仕事とはいえ、何て良い人なのか。

色合いの合うラグも購入し、また花子を迎えに行った。

練習を終えて車に戻ってきた花子は車に積んであるそれらを見て
《買ったん?》
と聞いてくる。


あぁ、買ったともさ(ㆆ_ㆆ)


帰宅して旦那の協力のもとこたつを設置する。
とりあえずこれでメラメラの片はついた。良かったぜ。

そう思いながら片付けていると、旦那と花子が二人で
《このラグ気持ちいいなー♡》
《あー♡やっぱりこたつはいいなー♡》
と談笑してる。
その声に振り返って見ると、花子はもうすっぽりとこたつに潜り込んでいた。

《……あんた、こたつはもういらんって言うてたよな?》

と言ってやる。
すると花子は笑顔で

《やっぱりこたつはいいなー(๑˃́ꇴ˂̀๑)》

と幸せそうに言った。
花子なんてそんなもんである。


一つだけ変わったことと言えば、今まで無頓着でこたつをつけっぱなしでも平気だった花子が、その度に神経質なくらいに色々なスイッチを切るようになった。
笑える程の変わりようだ。

やっと私が《ちゃんとスイッチ切りなさい》と言い続けた意味が理解出来たのか。


それにしてもメラメラの時と同じく、こたつを設置するべくバタバタしている間、ずっと
《ご飯下さい!》
《天ぷら、ある?》
と言い続けていた太郎と
《何かわからんけど、とにかくこのサークルから出して!》
とアピールし続けた犬たち。

本当に我が家はカオスである(¯∇¯٥)












# by ganbaru-okan | 2019-02-04 10:55 | 色々思う事 | Comments(4)

主婦が夜に家を空けることが難しいのは世の中の主婦の方にはご理解頂けると思う。
それでも身軽に出掛けられる環境の方もおられると思うが、少なくとも私の場合はそうではない。

だけど、私だってたまには友達とゆっくり語りたいし、たまには飲みにも行きたい。
そうなれば先ず旦那に了解を得て(と言ってもダメと言われたことは1度もないが)、母に了解を得て、最近は何故か花子にも了解を得て、出掛ける前には太郎の全てを終えてからになる。

そうしてまでもたまには自分自身の息抜きがしたい。
そうしてまでも会いたい友達もいる。


昨夜は友人と久しぶりに会う約束をしていた。
彼女は花子の保育所時代からの友人だが、何故かお互いが抱える色々なことが似ている。
本当に本当に大切な友人である。
会いたいと思いながらなかなか会えず、やっと会えることに私は朝からとてもウキウキしていた。


夜になり約束の時間が迫る。
計画通り太郎のことは全て終えた私は、そろそろ出掛ける準備をしようかなと思いながら旦那のおかずを盛り付けていた。

そこへ花子が来た。

《なぁ、何かこたつのとこからパチッて音したで》

私は《へぇ?何やろなぁ》と返事をしつつもまだ盛り付けをしていた。

《だから、何か音したし何か臭いで》

と言う花子に《何の音やろなー》と答え、盛り付けが終わったおかずにラップをかけた。

《いやだからさ。何か臭いって》

と花子がしつこく言うので、ヤレヤレと思いながらこたつのある部屋に行き、花子に 《どの辺から音したん?》とこたつを見た時に気が付いた。



あれ?もしかして、これ煙出てる?∑(OωO; )




慌ててこたつ布団をめくると





なんと今まさに、こたつ布団がメラメラと燃えておりましたのよっ∑(✘Д✘๑ )




私はとりあえずこたつの天板をどかしながら本当にもう大慌てで花子に向かって


《水持ってきてっ!!》


と叫んだ。


言われた花子も大慌てで走って行き、持ってきたのが


子供用コップ(ありていに言うといつも太郎の歯磨きに使っている、太郎が修学旅行でお土産に買ってきたプラスチックの子供用コップ)であった(¯∇¯٥)



その時の私の絶望感をお察し頂きたい。



だがとやかく言っている暇はない。
だってまさしく今、メラメラなのだ。

とにかく炎にその小さなコップの水を掛けながら


《なんでやねんっ!早くもっと大きい入れ物で持ってきてっ!》


と叫ぶと、次に花子が水を入れて持ってきたのがサラダボウルだった。



《いやいやいやいやっ(;:°;Д;°:;)
ほんまになんでやねんっ!(;:°;Д;°:;)》




と言いながらもそのサラダボウルの水を掛ける私。


きっと花子もパニックだったのだとは思う。
思うがしかし、よりによって子供用のコップて(¯∇¯٥)


結果的に子供用のコップとサラダボウルの水で鎮火させた私を誉めて頂きたい。
逆に言えばそれで鎮火出来る程の出火で本当に良かった。


火を消した後、燃えたこたつ布団やら敷物、そして一部が焦げたこたつ本体をとりあえず外に出さないといけない。
万が一火が残っていたら大変なので改めて再度濡らしてから外に運ぶ。

あるあるだが、敷物をどかすと思いもよらぬ程にゴミがあり、いくらなんでもこのままでは、と半ばやけくそで仕方なく掃除機をかける。


てんやわんやの騒動の中、母が《これ、まだ使えるわ》と一部が焦げたそのこたつを再度使おうとするのを私と花子で全力で止め、じゃあいつもこのこたつでご飯を食べているパパは今夜はどこで食べるのだという難問に花子が《このテーブルで食べて貰ったらいいやん》と指差したのはいつもは犬のカットに使っている昇降型のテーブルだった。
一瞬犬用だけどなぁと思うが、この際背に腹は代えられない。
そのテーブルを慌てて出してきたものの、それが何故か低くすると不安定で高くすると安定することを発見し、テーブルの高さを高くして《もうパパにソファーに座って食べて貰って!》と結論を出して私はバタバタと後片付けをした。


一息ついて時計を見ると、もう約束の時間になっていた。
私の準備なんて何もしていない。
おまけに犬たちの餌やその他も全く出来ていなかった。
慌てて友人に電話をし、先に店に入っておいて貰う。
もうバタバタバタバタしたよ、その数分で。


けれども改めて考えると、出火したのが私が居る時で良かった。
もし私が居なければどうなっていたのかと思うと肝が冷える。


出火したそのこたつは本当に長年使用していたし、コードが危うくなっていることも知っていた。
なのにそれを使い続けた私も含めた大人の責任である。

幸いその直前までこたつに入っていた花子も火傷することなく、被害はこたつとこたつ布団だけだった。

不幸中の幸いだ。
それで済んで本当に良かったと思う。


それにしても、その騒動の中、ずっと
《(DVDを)つけてーっ!!》
と叫んでいた太郎。
そして私を見つけて
《ごはんっ!!ごーはーんーっ!!》
とねだる犬たち。

ある意味カオスだったぜ(¯∇¯٥)


そんな騒動はあったが、予定を変えることなく私は出掛けた。
帰宅して旦那に一連のことを改めて説明すると花子のコップのくだりで爆笑していた。

そして
《経験がないと瞬時に判断が出来ないもんや。今回のことは花子は怖かったやろうけど身を持っていい経験になったな。少なくとも次に同じような状況になったらせめて洗面器に水を汲んできよる》
と笑いながら言った。

なるほどそれも一理ある。
物事は捉え方によって意味が違ってくるなと思った。


今日は節分だ。
節を越え、また新しい一年が始まった。
昨夜のことは年末の我が家の厄落としだったと思う。年の最後に厄を落とせた。

気持ちを新たにしなければ。



それにしても皆様。
年季の入ったこたつには本当に気をつけて下さいませ。

本当に出火するんだぜ?(¯∇¯٥)
メラメラだぜ?∑(✘Д✘๑ )



















# by ganbaru-okan | 2019-02-03 21:00 | 色々思う事 | Comments(2)

世の中断捨離ブームである。
私も物が溢れかえる家の中を見る度に、本当に断捨離しないといけないなぁといつも思う。
不要な物を全部捨てたらさぞやスッキリするだろうな。
ついでに今朝も叫びまくりながら登校した太郎をそろそろ断捨離してもいいんじゃないか。
いいよな。うん。いいよいいよ。←心の心( ¯•ω•¯ )


話は変わるが。
花子の通う中学では先生と生徒が1対1で学校生活について話をする機会が学期に1度ある。
その時は生徒の希望の先生を選ぶことが出来るそうで、花子は今学期とても話しやすい女性の先生を選んだのだそうだ。
そんな話を武道に行く車の中でしていた。
花子が《男の先生さぁ、目力強い先生多いから何か喋りにくいねん》と言ったことから一年生の時の担任の先生(男性)の話になった。

《なかなか話のわかるいい先生やで》
と私が言うと
《えー?ほんまぁ?そうでもないやろ》
と懐疑的な花子。

私は話すつもりはなかったのに花子が友達関係で病んでいたあの時期の詳しい話を、初めて花子にした。

あの時、ママは学校に行って○○先生と二人で話をした。
○○先生とはこんな話をした。
先生はこう言ってはったんやで。
そしてそれからも○○先生とは何度も電話で話をした。
○○先生な、本当に花子の気持ちに添って考えてくれはったんやで。

そんな話を聞きながら
《……そうやったんや……》
とちょっと驚いている様子の花子。

《ママは先生に何を言ったん?》
という質問にも私はありのままを答えた。
そして
《あの時期な、パパもほんまに花子のことを心配してた。》
と言うと
《パパも知ってたん!!》
と驚く花子に
《当たり前やろ。全部ママが話してるに決まってるやろ。だからこそあの時パパは花子が《休みたい》って言うた時に即答で《ええよ!》って言わはったし【ママと一緒に遊びに行っておいで】って何回も花子に言うてくれてたやん》
と言うと
《…そうか…そうやったんや…》
と少しびっくりしていた。

《パパもママもほんまに心配したよ。あのまま花子の心が折れてしまうんじゃないかと思うと、親としてたまらんかった。ほんまに心配したよ。》

と静かに言う。

《パパはな、男の人やから思春期の花子に何を言ってやればいいのかわからんし今も花子にとれば不器用な関わり方をしはるかもしれんけどな。でもどんな時も誰よりも花子のことを愛してて、誰よりも花子のことを大事に思ってはる。それだけはいつも忘れたらあかんで》
そう言うと花子は少しはにかみながら《うん》と言う。
《ほんでママもな、日頃あんたに【ふざけんなよっ!】とか言い倒すしな、口も悪いけれども。ママも誰よりも花子のことが大好きで誰よりも花子のことが大事なんやで。それも絶対に忘れんといてや》
と言うと、花子は恥ずかしそうではあるものの本当に嬉しそうに頷いた。

《わかるか?花子の知らないところでも花子は沢山の人に愛されて守られてる。それって本当に幸せなことやろ?ついでに目に見えない親の愛の深さも感じたやろ?(笑)》

と言うと笑っていた。

《不要やなと思う人間関係は断捨離したらいいねん。勿論人として挨拶くらいはすべきやけど、深い付き合いはしなくていい。
今の花子には花子のことを大事に思ってくれてる友達が沢山おるやろ?だからもし三年生になった時にまたあのメンバーと一緒のクラスになったとしても、不要な感情には引き摺られんようにしよう。花子は花子やで。どんな時も凛としときや。》
と言った。

もうすぐ中3になろうとしている今の花子でも《親が自分を守ろうとしたこと》《自分は親に愛されていること》を実感するとこんなにもいい表情をするのかと思った。

そう思うと今話せて良かったのかもしれないな、と思う。

人生、無駄なことは一つもない。















# by ganbaru-okan | 2019-02-01 09:15 | 花子のこと | Comments(2)

年の頃は4,50代、雰囲気が柔らかく尚且つ自然な笑顔を絶やさず、こちらの話を傾聴しこちらの悩みに真摯に寄り添ってくれるなと自然に思わされるような温かくて頼り甲斐があり安心感を抱かせてくれる、けれどもこの人仕事が出来るなと伝わってくる、そんな人がいい。


何がって?


保健師さんな。


子供の検診などで保健師さんと接する機会があった人も多いだろう。
それに加えて太郎の場合は早産だわ未熟児だわ障害があったわで小さい頃は本当にお世話になった。

保健師さんも異動があるので今までに何人かの方と繋がってきた。

色々な方がおられたが、総じて皆さん優しく私から太郎のことやその他のことを沢山聞こうとしておられた。

時には共に泣きながら話したりもしたし、時には保健師さん自らにご尽力頂いたこともある。
今まで太郎のことでは本当にお世話になってきた。


この4月から担当の保健師さんが交代されるとのことで、新しい保健師さんを交えての顔合わせをしたいと今の担当の方から連絡が入った。
日時を決めて保健所に出向く。

先に到着し、今の担当の保健師さんと話をしていた時に新しく担当になる保健師さんが入って来られた。



無言で(ㅍ_ㅍ)





挨拶がないことに正直ドン引きしたが、そこは私ももう50代。
グッとこらえてこちらから挨拶をした。
私は挨拶だけは自信がある。明るく元気に挨拶をした。
それに対してその人は蚊の鳴くような声で《こんにちは…》と言われる。


………(ㅍ_ㅍ)………


その後今の担当の方が太郎のことや私の腰の事等を色々と聞いて来られた。

その流れから今年は花子が受験生だし、という話になった時に新しい保健師さんがこれまた蚊の鳴くような声で

《えーっと、受験に向けてこれから妹さんとお母さんが一緒に考えていかれるってことですよね?》

と言われる。

《……あ、はい。そうですね》

そう答えた私にその人は

《暑い夏場は大変ですね》

と言われた。


………はい?(ㅍ_ㅍ)

その後も色々話していたが、途中で挟み込んでくる話題がどれもこれも的外れであり、しかも声が小さくて聞こえねぇぞ(ㆆ_ㆆ)


その人は何だか表情が分からず、強いて言えばこけしのような人だった。
全体的に全てが薄い人だという印象だったのだ。


その後今の担当の方が
《○○さん(新しい担当の方)はベテランなので、お母さんにとっても色々と頼りになると思います》
と言われてひっくり返りそうになった。

こけしさんがまさかのベテランなのかっΣ(OωO ;)


人それぞれ性格は違うし、もって生まれた部分も勿論違う。
積極的な性格なのか、引っ込み思案なのか、人見知りなのか、色々あるだろう。

ただ仕事に於いては例え自分がどんな性格であろうが仮面を被れよと思う。
貴女が相手にするのは障害を持つ子供であり、その母なのだ。
元気に挨拶が出来ない保健師は正直嫌だし、いくらベテランであったとしても蚊の鳴くような声で喋られるとストレス以外のなにものでもない。
何故こちらが貴女に気を遣わねばならないのか。

本当に世の中色々な人がいる。
そしてその仕事っぷりでも問題にならないってどうなってんだとも思う。

もし今の私が太郎の障害を告知されて動揺するばかりの頃の母だったとしたら、その保健師さんの事を内心色々思いながらも受け入れただろう。

けれど私も太郎の母歴がもうすぐ17年になる。
その17年選手の今、蚊の鳴くような声で喋り何だかよくわからない保健師さんを頼ろうとは正直思わない。
だってもっと頼りになる人が沢山いるもの。
例えばデイの職員さんの方がよっぽど頼りになり、安心感もある。私が大好きな学校の先生方(残念ながら先生達皆ではない。あくまでも私が大好きな数名の先生な)も然り。


この《仕事に対する姿勢》ネタは本当に色々溜まっている。
これからしばらくはその話題になるかもしれない。


# by ganbaru-okan | 2019-01-31 10:55 | 色々思う事 | Comments(4)

難しい…

人間何が苦しいって、ぶつけどころのない感情を抱えることだと思う。
責める相手が居るのならば責めることが出来る。
相手が反論してきてもこちらがそれを上回る気迫で言い返したら少しは自分の感情も昇華させることが出きる。

だが、言ったところで話し合いにもならない、もしくは何らかの理由でこちらが責めるのを躊躇う相手だと結局のところ何も言えず、言えたとしても何故かこちら側には後味の悪さしか残らずに終わる。



久しぶりに太郎の学校に行った。
家での太郎とは違う表情の彼がそこに居る。
先生達は太郎の頑張りを私に見せようとしてくれる。太郎は毎日こうやって頑張ってるんだなぁと思いながら太郎を見ていた。


先週の土曜日。
太郎は凄まじく荒れた。
大袈裟でなく私の手は血だらけになった。

しばらく続いた荒れもおさまりその後太郎はすっかり落ち着いたのに、私の気持ちは全く落ち着けなかった。
ちょっと離れようと部屋を出ると花子が《ママ!顔から血出てる!》
と言う。
鏡を見ると鼻筋から出血していた。
闘いの最中は気がつかなかった。
その痛みに気がつかないくらいに太郎が荒れていたということだ。


何故なのかわからないままに涙が止まらない。
旦那が帰ってきて私の顔を見て驚いた。
私はもう言葉を発することすら嫌で、ただただ泣けて仕方ない。


その時の私を支配していたのは
《理不尽だ》
という思いだった。
太郎がどんな気持ちで私に向かってくるのか、どんな気持ちでその後笑顔で私をママ!と呼ぶのかはわからない。
母もその時の感情のまま叫び、愚痴る。その後の母の気持ちもわからない。
わからないけれども、そのどれもが私にしてみれば理不尽にも程がある。
私は二人のサンドバッグではないのだ。


翌日の日曜日になっても私はいつものように太郎に歌を唄ったり声を掛けることをしなかった。
2秒に1回は《ママ!》と呼ぶ太郎の声にも返事をしたりしなかったりだった。
母が話しかけてきても最低限の返事だけをした。

二人してみれば不思議で仕方なかったと思う。
太郎にとって、そして母にとって、前夜のことはもう終わったことなのに。


ぶつけどころのない怒りや絶望は結局自分で消化しなければならない。

障害を持つ我が子なのだからそこは母親が気持ちを切り替えないと、と言われるかもしれない。
年老いた母のことももっと大きな心で受け止めて、とも言われるかもしれない。

だが私は今までももう散々気持ちを切り替えてきたし、大きな心で受け止めてきた。
それでなくても毎日毎日太郎のことを思い、家族のことを思い、自分の身体の痛みは我慢し、自分なりにヘトヘトになるまで頑張っているつもりだ。

なので今の私にはもうそんな余力は残っていない。


二人への心理的な距離はしばらくは縮めないつもりでいる。
少なくとも私の気持ちが自然に二人に向くまでは、もう無理に縮めることも一切しないつもりでいる。


学校で頑張る太郎を見ながら色々なことを考えた。
そして私はいつもよりずっと太郎を客観的に見ていたと思う。

その時不意に、もしかしたら私に欠けていたのは思春期真っ只中の太郎との適切な距離感だったのかもしれないなと思った。

自分で離れられないと思っていたからこそ、私はあの状況を理不尽だと思ったのかもしれない。
あくまでもそれは私自身の課題だけの話であり、太郎や母にはまた別の課題はあると思う。

どんな形でこの感情を消化出来るかはわからないが、しばらくはそんな感じでいいやと思う。

子育ては本当に難しい。
























# by ganbaru-okan | 2019-01-29 21:15 | 思春期との闘い | Comments(4)

……(ㅎωㅎ*)……

語弊があるかもしれないが。

私が母になった時に
《そんな子だけは嫌だわ》
と強く心に思っていたのがいわゆるオタクである。

いや別にオタクの皆様をディスっている訳ではないし、それはそれで1つの文化なのだろうとは思う。
ただ私には遠い世界の話であり、我が子がオタクだけは本当に嫌だったのだ。

数年前から花子は洋楽にはまり中学生になってからは友達から情報を得たりしつつ好きなアーティストや曲を増やしていった。
私は洋楽が好きなので花子と一緒にあれやこれやと曲について話すのも楽しかったし、車に二人で乗る時は花子の好きな曲を流しながら乗っていたのだ。
その後花子は《邦楽にもいい曲あるわ》と邦楽も取り入れるようになった。
私は色んな曲を聞いて欲しかったので大賛成でこれまたあれこれと曲を教えたりもした。

本に続いて音楽についても花子と同じ感覚を共有出来ることが本当に嬉しかった。


ところが、である。

知らぬ間に花子の興味はいわゆるアニメにも広がっていた。
それも別に仕方ない。
ただ、花子からの会話の中にそのアニメのことが増えてきた。
そんな花子に《頼むからオタクにだけはならんといて》と言うと《いや、ならへんし。ただこのアニメ面白いねん》と言う。
そんな花子を見る度に私は(ㅎωㅎ*)←こんな顔で花子を見た。
私の(ㅎωㅎ*)に気付く度に花子は
《いや!オタクちゃうから!》
と全身全霊で否定する。

ある日花子がちょっと離れたところにあるお店に買い物に連れていって欲しいと言った。
何故かと問うとそのアニメのグッズが売っているお店があるそうだ。

……グッズ…(ㅎωㅎ*)……

何なら都会にももっと大きなお店があるからそっちでもいいけど、と言う花子に
《ふざけんなっ( º言º)》
と言った。

まぁ頼まれたから連れて行ってやる。
怖いもの見たさで私も花子のお目当ての店に一緒入る。


…すげーΣ(OωO ;)
なんか色んな意味で、すげーΣ(OωO ;)



熱心にグッズを選ぶ花子を(ㅎωㅎ*)な顔で見ながら店内に居る人々をじっくり観察した。


………(ㅎωㅎ*)……



店を出た後、花子がポツリと言う。

《…何かびっくりした、色んな意味で…》



そうだろう?
だから母はあれほど言ってたじゃないか(ㅎωㅎ*)


アニメが好きなのは別に構わない。
ただその中の登場人物を《格好いい♡》と言うのだけはやめてくれ。そしてそれを私にまで強要するのもやめてくれ。

あんたが言うその格好いい男子、それ、ただの絵だからなっ( ಠдಠ ) 





# by ganbaru-okan | 2019-01-28 10:55 | 花子のこと | Comments(6)

二人に告ぐ

太郎よ。

ちょっと母は心が折れました。
なのでしばらくは君と距離を置きます。


おばあちゃん。
ちょっと娘は貴女ともしばらく距離を置きます。


だからといって二人共、くれぐれも私を責めるな。



各自、出来事の中から自分で考え自分で答えを見つけて下さい。


私はしばらく試合放棄です。



# by ganbaru-okan | 2019-01-26 20:00 | 色々思う事 | Comments(4)

どうぞお大事に…

何年か前に子どもがタミフルを飲んで異常行動が…というニュースで世間が大騒ぎだった時に

《太郎にタミフルを飲ませたら異常行動で走り回るかもよっ(≧艸≦)》
《えー♡そうなったら毎日飲ませよう、タミフル♡》

という誠に不謹慎な話題で盛り上がったのは何を隠そう私達夫婦だ。

そしてその話を私がした時に、間髪入れずに大笑いしたのは何を隠そう太郎繋がりのママ友数人であった。

《もうそれに掛けようか、私達っ(๑˃́ꇴ˂̀๑)》
《それしかないなっ(๑˃́ꇴ˂̀๑)》

と数人でドヒャヒャヒャと笑えたのは身障児を持つ母だからこそであろう。
ブラックな会話を気兼ねなく言えるって本当に素敵だと思う。
もしこれが障害に無縁の人が口にしたら大問題だ。
いや流石に母と言えども大問題か?


花子はもうすぐ部活の練習試合がある。
春には大会もあるし何より後半年もしたら部活は引退だし、最近はそれなりに本気で部活に取り組んでいる花子。

ところが練習試合を前にペアを組んでいる子がインフルエンザに罹かってしまった。
その場合練習試合は誰か別の子と組まなければならないそうで、花子のテンションはダダ下がりである。

インフルエンザに罹かってしまったその子は花子の一番仲良しの子であり、客観的に見ていても2人の性格はとても似ている。
1年の時から始まった2人のペアは回を重ねる毎にどんどん息が合い上達してきた。
互いに相手を信頼し、プライベートでも2人は本当に良い距離感で付き合っていると思う。ベタベタせず、かといって離れすぎず、互いに相手に何かあれば然り気無く声を掛けているようだ。
ある意味そんな2人の関係は中学生とは思えない程大人びていると思う。勿論2人はそんな事には気付いてはいないけれど。
いやぁ、いいなぁ青春。

もしかしたらその子がインフルかも、という時に《○○がインフルやったら練習試合なんてどうでもええわ》と言う花子に《ほんま花子、○○ちゃんの事好きやなぁ》と言うと、花子が
《大好き》
と言った。
その言い方が茶化すでもなく恥ずかしがるでもなく、本当に○○ちゃんを心底好きなのだなと伝わってくる言い方で、私は何だか心が温かくなった。

《○○ちゃんが居ないと思うと余計に○○ちゃんの良さが分かるやろ》
と言った私に
《うん。花子のペアは○○やないとあかん》
とキッパリ言う。

今回の練習試合は残念やったけど次の大会は2人で頑張り、と言った私の言葉に花子が力強く頷いた。


体調を崩している皆さん。
きっと誰かがあなたが元気になるのを待っています。
ゆっくり休んで早く良くなられますように。


どうぞお大事になさって下さい。











# by ganbaru-okan | 2019-01-25 20:44 | 色々思う事 | Comments(4)