ばぁば!バイバイ‼

今朝も太郎は家で盛大に荒れ、スッキリしてバス停に到着した。
対する私はその時点で、既に汗だくである。
汗だくのまま太郎を車から降ろし、車イスに乗せていると通行人のおばあちゃんが声をかけて下さった。

『大きくなったねぇ‼』
失礼ながら私はその方を全く覚えておらず、太郎も同じくだったので母子二人揃ってポカーンとした顔をしてしまった。
けれどもそこは年の功で、私はさも覚えてますよ的なトークを繰り広げる。

その話の流れでそのおばあちゃんが『今日はお姉ちゃんは一緒じゃないの?』と聞いた。
お姉ちゃん?
もしかして毎朝この場所に太郎に似た車イスの子とその隣にはお姉ちゃんの幽霊でも出るのかと本気で思ったが(笑)よくよく話を聞いてみると『お姉ちゃん』は保育所の頃一緒にバス停に来ていた花子のことだと判明した。

『娘は中学生になりました』と答えるとおばあちゃんはびっくり仰天されたようで『えぇっ!』と声を上げられたのだ。
『こないだまでこんなに小さかったのに?!』と言われた。
そう、確かにこないだまで小さかったんだよなぁと思った。
太郎も花子も、いつの間にこんなに大きくなりやがったんだろう(´・д・`)

そんなやり取りをしている隣で、当の太郎はしきりに『ばぁば!バイバイ‼』と繰り返していた。
私はその内『ばぁば!あっち行って!』って言うんじゃないかとヒヤヒヤしたのだ。

声をかけて下さること自体は非常に有り難い。
太郎を覚えていて下さった、ということだけでも本当に感謝である。

だけど、今朝は汗だくで疲労困憊だったので私の希望では『せめて明日に声をかけて頂けないでしょうか?』が本音だった。

我が儘は承知だ。
けど、愛想を振りたくない時もあるんだ。私も人間だもの。

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by ganbaru-okan | 2017-05-10 22:55 | 息子・太郎のこと | Comments(0)