うーん……

前述の通り、花子の友達との連絡ツールはもうすっかりLINEである。
まぁそれはそれで仕方あるまい。

卒業後、同じクラスのメンバーでのグループLINEも始まったようだ。
そのグループには花子が日頃はほとんど交流のなかった子も居る。
何故交流がなかったのかと端的に言えば『タイプが違いすぎるから』だそうだ。
まぁそれもなんとなく理解出来る。
別にそこを『仲良くしなさい』との強制するつもりもないし。
自分で選べばいいし。
その子は普段、人前ではほとんど喋らないらしい。少数の仲良しの子達とだけは喋るが花子が話しかけてもあまり返事をしてこないそうだ。
まぁその子にしても花子の仲良しグループは『全くもってタイプが違いすぎる』と思っているんだろう。
それはそれで良しだと思う。

で、その同級生グループLINE。
問題はその『日頃人前ではほとんど喋らない子』が、LINEの中では驚く程饒舌で、驚く程悪態をつくことだ。
自分に対して誰かが意見しようものなら攻撃(口撃)し、矢継ぎ早に言葉を並べている。とにかく『これが花子と同じ年か』とビックリする程ネット慣れをしている。
そのグループLINEを読むと(当然私のチェックは入るさ)キツイ言葉の裏側にある、その子の孤独が見えてくる。
12歳の子供達にはわからなくても、大人には透けて見えるのだ。

ネットの世界は便利だ。
知りたいことが直ぐに調べられる。
聞きたい音楽も、直ぐに聞ける。
文字だけでも人と繋がった気にもなれる。
誰も本当の自分を知らない世界は心地よく感じるのだろう。

だけどね。
携帯やタブレットは本当に只の道具だよ。
本当に伝えたいことは、ちゃんと口で伝える練習をしなきゃいけない。
口で伝える中で喧嘩や誤解もあるだろうけど、でも伝えたい気持ちさえあれば何度でも伝えられる。
人と人は気持ちで繋がるのだ。
その為にはちゃんと顔を見て話をしようよ。
人が人を信頼するのは、そんなに簡単にはいかない。
何事も積み上げていくものなのだよ。

そのグループLINEを読んだ私は花子に『この子の事、どう思う?』と聞いてみた。
花子の返事は予想通りだった。
まだまだ花子も目先の事でしか相手を判断出来ないようだ。当たり前だけど。

花子も含め、その子も4月からは新しい世界が始まる。
嫌な事も沢山あるだろうが、その中でも自分は人に支えられてる事、人の優しさを感じながら中学生時代を過ごしてほしい。

豊かな時間は決して携帯の中にはないのだ。
それを教えてやるのも親の役目だと思う。






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by ganbaru-okan | 2017-03-27 23:00 | 花子のこと | Comments(0)