叱らない子育て

叱らずに子育ては可能なのか?
『可能だわ!うちの子は叱ることなんて何1つしないもの!』と言う方もおられるであろう。
まぁ、羨ましい限りではあるが。

私はどうだと問われたら、叱るさ、勿論。時には叱るを通り越して怒鳴ることもある。
太郎も花子もわざとやってるのかと思うくらいに私の琴線に触れる事をしてくれるからだ。

花子がまだ保育所に通っていた時の話だ。
ある日迎えに行くと同じクラスの子供達何人かが園庭に向かって小石を投げていた。勿論花子もその中に混ざり、楽しそうに皆と一緒に投げていた訳だ。
その光景を見た私と他のお母さん数人が計ったように同じタイミングで
『石を投げるな!031.gif』と叫び、その迫力に子供達の手が止まった。

その中でただ1人、まだ石を投げ続けている子がいた。その子のお母さんは、それを見ているのに何も言わない。
見かねて周りの母がその子にも注意する。だけどその子は止めない。

その時にあるお母さんが石を投げ続けている子のお母さんに『叱らへんの?』と聞いた時、その子のお母さんはあっけらかんとこう言ったのだ。

『だって、可愛いやろ?』

……いやいやいやいや( ̄▽ ̄;)
その場に居た皆唖然、である。

可愛いことと叱らないことはイコールなのか?
可愛いからこそ叱るんじゃないのか?
あれ?私がおかしい?

子供が親に叱られる経験のないまま大人になったら一体どうなるんだろう。

昔はどこにも『怖くて口うるさいおっちゃん』が居た。
遊んでいたボールがその家に入ってしまったらもうドキドキしながらチャイムを鳴らした記憶がある。
叱られた事は後々まで記憶に残り、次に同じような場面に遭遇した時に以前叱られた記憶が甦る。
そんな事を繰り返しながら想像力や自制心も身に付いて行くのだと思う。

子供の基本は、まず親だ。
『アンタが目の前で石を投げている我が子を叱らんくて、もし誰かがその石に当たってケガでもしたらどないするんや( ̄▽ ̄;)』と私は思うが、きっとそのお母さんは『石を投げている事が分かってるのにそこに来る方が悪い!うちの子は悪くない‼』って思うんだろうなぁ……。
全くもって埋まらない溝、である。





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by ganbaru-okan | 2017-03-16 00:05 | 色々思う事 | Comments(0)