そうなんだな

花子の同級生のお母さんに、どうにも苦手な人がいた。
悪い人ではないんだろうが、以前担任を糾弾したグループに属していた人だ。
その担任を糾弾した事件、凄かったよ。詳細は避けるが、集団で人を糾弾するってこんなにも醜いのかとウンザリした。
それは学級懇談の時に始まり、何が主訴なのかしばらく黙って聞いていてもさっぱり的を射ない。
ただただ何だか価値観が同じだった母達が先生に対して文句を言い続けていた。まさしく今流行りのモンスターペアレントだ。
その中にいた変なベレー帽を被ったある母が担任の服装に対して文句を言っているのを聞いて『あんたのそのベレー帽の方がよっぽど酷い。あんたにだけは言われたくないやろ』と思ったのを機に私は退席した。時間の無駄だからだ。
それぞれが何故集団でなければ言えないのか、私には本当に理解不能だった。

で、その苦手なお母さんとはちょっとした会話はするもののお互いに距離を置いての付き合いだった筈が最近妙に私に対してフレンドリーなのだ。
やたらとLINEが入ったり、参観ではすかさず私の隣に来たり。
不思議だなぁとは思っていたものの別にそのくらいは問題もないのでヘラヘラしながらお付き合いしていた。
でも明らかに人種が違う私に何故?しかも卒業間際の今頃になって?との疑問はずっと抱いていたのだ。

先日、またもやそのお母さんと話す時間があった。
中学生活についての色々な不安を私に訴えてこられてるのを聞きながら、ふと思ったことがある。
『この人は不安なのだな』
そうなのだ。多分そのお母さんは不安で色々なことを自分1人では処理できないのだ。
だからその時自分が求めるタイプの人を探して渡り歩いてるんだな。女子が小さい頃に学校で『一緒にトイレ行こう‼』と誘うアレと同じなのだ。

そう思った時に、なんと言うか胸の中にストンと落ちた。
謎が解けた気分になった。

私は花子の新生活に不安がないのかと問われたら『ない事もないけど、まぁ何とかなるやろって言うか、何とかするやろ、花子が』と心底思っている。何とかしてくれなきゃ困るし。

こんな性格の私とお子さんの事が心配でたまらない人とでは色んな事で温度差はあるだろうが、まぁそれなりに付き合っていければいい。

人ってやっぱり複雑で弱い生き物なんだなと思った出来事だった。








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by ganbaru-okan | 2017-03-01 23:10 | 色々思う事 | Comments(0)