《あんな、誰にも言ったらあかんで》
と友達と散々遊んで帰ってきた花子が言う。

《○○と△△両思いやってん♡》

聞けば○○ちゃんはずっと△△君の事が好きで、花子のいつメンの中のメンバーの□□ちゃんがLINEで△△君に《なぁ、○○の事どう思ってるん?》と聞いたところ《好き》ということが判明したらしい。
それを聞いて○○ちゃんが嬉しくて泣いた、と。

《もーっ♡明日学校行って二人見たら、にやけるわー♡》

と言う花子に

《そりゃ良かったなぁ!○○ちゃんも嬉しいやろなぁ》

と言った。

《もーさぁ♡そんな話聞いたらギャーっ♡ってなるわー(´✪ω✪`)♡》

とウキウキが止まらない花子に

《で?花子は?ギャー♡ってなる話はないんか?》

と聞くと即答で

《ないな(ㆆ_ㆆ)》

と答える。
そりゃちょっと残念だねぇ、と言う私に

《いやだってさ、今ラブラブになってもな、一年後に高校が別々になったら結局別れてしまうやん》

とのたまう。

けど世の中にはそのまま結婚する方々もおられるよ?と言うとびっくりしていた。


そもそも花子は面食いである。
顔から入るタイプだ。
《人間は顔じゃないで。中身やで。》
と言う私の意見を花子は鼻で笑う。
一体誰に似たんだ。






私だよ(¯∇¯٥)





だからこそ私は《人間は中身だ》と花子に力説するのだ。心から。
中身って本当に大事だし。
私は面食いのお陰で色々と痛い思いもしてきたし。
何なら旦那だって…………いや、皆まで言うまい(¯∇¯٥)

本当に似なくてもいいところばかり似るもんだなと思う。



花子が本当の意味で誰かのことを好きになったのは小学5年の時だった。
相手は武道の先輩で、同じ道場に居た3歳年上の男の子。

彼は本当に武道が上手で、でも本当に優しい子だった。今の道場に途中から通うようになった花子にも然り気無く気を配ってくれるお兄ちゃんだった。
小学生の花子から見たら、そりゃもう格好良かったのだと思う。


ある時、その子が出場した大会を見に行った時にどさくさに紛れてその子に花子との2ショットの写真をお願いした。その子は快く《花子ちゃん、おいで》と花子を呼び寄せてくれた。
呼ばれた花子が写真を撮る直前に私のところに来て

《ヤバい。心臓が飛び出そうや》

と言った時の表情まで覚えている。
その後、その2ショットの写真は長い間花子の机に飾られていた。
 
結局彼は武道を辞めてしまい、それ以降は会うこともなくなった。
それと共に花子の熱もさめた訳だが。

勿論完全なる花子の片想いだったが、きっとそれが花子にとって本当の意味での初恋だったと思う。


なんとまぁ可愛いことよ(。・・。)♡


今は《格好いいな》と思う子はいるようだが、その頃のようなドキドキではない様子。


いつか花子のドキドキ話を聞かせて貰える日が本当に楽しみだ。

いや。
楽しみというよりは、母としてそんな日が来ることを切に祈るばかりでもある(¯∇¯٥)









# by ganbaru-okan | 2019-03-22 20:30 | 花子のこと | Comments(3)

これからも宜しく。

先日、旦那が
【ちょっと飲みに行ってくるわ】
と意気揚々と出掛けて行った。
気の合う仲間との飲み会。

毎日頑張ってくれている旦那にだって、いやだからこそ、たまには息抜きも必要だ。

楽しんでおいでね、と旦那を送り出す。

旦那が不在の夜は何が幸せって晩御飯が手抜き出来ることだろう。
太郎だけは色々煩いので彼の好物だけを何となく揃えておけば女性陣は本当に手抜きでいい。
本当に楽である。
適当に食事を済ませ、ゆっくりお風呂に入り、当然ながら私は先に寝た。


翌朝玄関に脱ぎ散らかしてある服に驚く。
旦那は綺麗好きなので普通は服を脱ぎ散らかしたりしない。



なんだなんだ、何があった(ŎдŎ;)



慌てて旦那の部屋に入ると



酒くせえっΣ(ŎдŎ|||)ノノ




部屋中がアルコール臭である。
これはもう相当飲んだ事が火を見るより明らかだ。
そして本人は電気も消さずに爆睡中であった。


まぁ今日は休みだし、ゆっくり寝ればいいよ。
私は電気を消してそっと部屋を出た。


昼過ぎに起きてきた旦那はまだまだ酒臭い。
【まだ残ってるやろ(ㅍ_ㅍ)】
と聞くと、ヘラッとしながら
【まだまだ残ってるで~ ๑´∀`๑】
と答える。
そして【痛い】と手を差し出してきた。
見ると手の甲に擦り傷がある。

私は咄嗟に
【誰かと喧嘩してきたん?∑(OωO; )】
と言った。
本人は
【ちゃうで、こけてん】
と言うが、疑い深い私は
【いやいや、誰かにオラッてきたんやろ(ㆆ_ㆆ)正直に言うてみ?絶対オラッてきたやろ?(ㆆ_ㆆ)】
と追及し続けた。

結論でいうと本当にこけたらしい。
明らかに飲み過ぎである。


夜になりアルコールもすっかり抜け、転んだ拍子に痛めた足に湿布を貼っている旦那に
【いやほんま、色々とあかんすぎるやろ(ㅍ_ㅍ)】
と言うと本人も【ほんまやな】と笑っていた。



旦那は最近お酒に弱くなったなぁと思う。
出会った頃の彼は本当に底なしに飲んでいた。食欲も半端なく、ガツガツ食べてごくごく飲む人だった。
あの頃を思うと彼は食の好みも変わり、食べる量も減った。
今、その食欲は太郎に引き継がれた訳だが。


私達は年をとったのだなぁと思う。
互いに年を取ったと実感する程、一緒に過ごしてきた。


初めて二人で出掛けた日をまだ覚えている。
あの時見た綺麗な夜景も、その時の彼の横顔も。


あの時私達の未来に夫婦としての時間が訪れることや、ましてやそこに太郎や花子が加わるなんて誰が想像しただろう。

それが何の因果か夫婦になり、未だに人生の喜怒哀楽を共に過ごしている。


お互い色々と思うことはあれど、まだまだ先は長そうだ。
たまには出会った頃の事を、あの頃の気持ちを思い出してみないと。

色々とありがとう。
これからも宜しく。























# by ganbaru-okan | 2019-03-21 13:45 | 息子・太郎のこと | Comments(2)

さて最近あまり登場しない太郎。
その後どうなってんの?という問い合わせは全く来ていない。
来てはいないが、そこはごり押しで書かせて頂く。

荒れの方は荒れたり荒れなかったり、荒れなかったり荒れたり荒れたり荒れたり、という感じの毎日である。
結局まだ荒れるのだが(¯∇¯٥)

ただ、荒れるといってもピークの頃と比べると本当に時間は短くなり、荒れてる途中で誰かに声をかけられるとそれを聞く様子も出てきた。
いや勿論聞けないこともある。あるというか、まだまだそちらが多い。

けれども本当にピーク時に比べてると本当にマシになりつつある。

昨日も夕方帰宅した後で何かに拘り、繰り返し繰り返し同じ言葉を言っていた。どんどんヒートアップしてくる。
あぁ、始まるかなと思った時にヘルパーさんの登場で一瞬虚を突かれた顔をしつつ、イライラした口調でヘルパーさんに話し掛ける太郎。
昨日は若いメンズ二人の訪問だったが、二人共太郎のその様子を見ても本当にいつも通り穏やかに楽しそうに太郎の相手をしてくれる。
その空気に太郎は少しずつ落ち着いてくるが、私の顔を見るとイライラは再燃してしまう。

どうしたものか、と思いヘルパーさんに《入浴中もイライラが止まらないようなら浴後にタイアップ使うので様子を教えてね》と言った。

結局入浴中にすっかり機嫌が戻りその後は落ち着いて過ごせた。


こんな私でも我が子に薬を使用することには抵抗はある。
そうでなくても太郎は山のように薬を服用しているのだし。

だがイライラを自分ではどうしようもない時の太郎とそれに対峙する私の疲労感を思えば、そこでタイアップの力を借りることは結局はお互いの為だと思っている。


ダイアップを使うのは発作の時だけでいいんだよ、太郎。

いつか荒れ対策のダイアップから卒業出来る日を母は心待ちにしている。
頑張ろう、太郎。




# by ganbaru-okan | 2019-03-19 10:55 | 思春期との闘い | Comments(4)

太郎を育てていて痛感することがある。

太郎は1歳半から療育園、そして小学校、中学校、高校と通ってきた訳だが。

その時々で太郎を担任して下さった方々は、その時の太郎に対して真摯に向き合って下さった(と、思う。意地悪な見方をすれば例外もあっただろうが)
勿論そうした方々のお陰で今の太郎がある。


だが、だ。

大抵の人は《その時》の太郎は知っていても、例えばそれ以前の太郎の幼少期のことは知らないし、現在より先の太郎の姿を知る術もない。

それは今目の前に居る太郎に対して懸命に教育をして下さったことが先々どんな形で花開くのかを見届けられないということだ。
同時に思春期や青年期、成人後の今とは違う問題点や課題には目が向かないということだ。

それは太郎だけではなく勿論花子にも当てはまる話だが。

その時の児童生徒の姿だけではなく、例えば幼少期のことや卒業後のことを《知っている》のと《知らない》のとでは大きく違うのではないかと思う。

当然子供は千差万別であるし一概には語れない部分も多い。
けれど《知ろうとする事》でそこからのその先生の教育の中身は変わってくるのではないかと思っている。

勿論先生というお仕事は日々ご多忙でそれこそ目の前の業務で精一杯であることは想像に難くないが、それでもそこに意識を向けると今目の前にいる生徒が違って見えるかもしれない。

先生だけでなく子供に携わる方々には少しその意識を持って頂きたいなと思う。

自分の引き出しは多い方がいい。
それはきっと自分という者を豊かにしてくれる。

私ごときが偉そうに語ったが、特に障害を持つ子供達に対してはその部分は本当に大切なのではないかと思うこの頃なのだ。








# by ganbaru-okan | 2019-03-18 10:45 | 色々思う事 | Comments(2)

(๑˃́ꇴ˂̀๑)

誕 生日おめでとう‼
21歳にな ったんだっ.け.?
俺 が21の..時..は個人で もグ ル ープ..でも仕事 が.増..えてき..て必..死だ った な。。。
っ.て、俺の話はどう でも..い.い かw
とに.か..く..俺が.出来 る こ..と.は何でもして やるか ら..、..お前も一 つ一つ.しっ.かり.仕事こなして頑 張れよ‼

潤😄✋







…というメールが届いた。

不自然な日本語には笑える。
よくもまぁ、と思う。
そもそも潤て誰やねん。


それにしても私、21歳なんだとさ。
そこだけはちょっと嬉しい(๑˃́ꇴ˂̀๑)


という誠に下らない話だ。
申し訳ない。


# by ganbaru-okan | 2019-03-16 10:30 | 色々思う事 | Comments(2)

言葉

自分が親になってから、子供が自殺したというニュースを聞く度に本当に遣りきれない気持ちになった。
親御さんの気持ちを考えると本当に居たたまれない。

自殺の原因がいじめがとされることも多い。周りの誰かからの直接的な暴力や、言葉での暴力。他にも数々の陰湿な手段でその子達は心が折れてしまったのだろう。


この間まで放送されていた某3年A組というドラマ。
日頃は日本のドラマを観ない我が夫婦が二人一緒に全ての放送を観た。
今の時代だからこそ、あのドラマが発するメッセージは深いと思う。
勿論花子も観ていた。
ドラマをきっかけに色々な話をした。


ここ数ヶ月、私は精神的な限界を感じる日々だった。
毎日毎日苦しくて、毎日毎日1人で密かに泣いた。
どんなに疲れていても夜中に目が覚め、朝までは寝れない。
泥のように疲れた身体を引きずるように日々のことをこなした。
食べることに興味がなくなる。
常に胃が痛む。
感情が麻痺してしまい、何をしていても、例えその時自分が笑っていたとしても心から楽しいなんて思えなかった。

それでも家族の前ではいつもの私で居なければならない。
不要な心配はかけてはいけない。

旦那にもいつも通りに明るい私でいなければ。
太郎にもいつも通りに声を掛け歌を唄い、太郎を笑顔にしてやらなければ。
花子にもいつも通り話をし話を聞き、花子がせめて安心出来るようにしてやらなければ。

そうしている私の中で、確実に私という者が消えていく。
私という者が居ないのに、それでも私はいつも通りの私として皆の前に居る。
そうしなければいけないし、家族の中の役割としてどうしてもそうしなければならない。

私をそこまで追い詰めたのは他ならぬ母からの口撃が原因である。
毎日顔を合わせる度にその口から出てくるマイナスの言葉に、結局私の心が折れた。
言い返したところで母の耳には入らず、それだけならまだしも母の口撃は花子に対しても向けられる。
私は花子の母親なのでその言葉を聞くのが本当に辛い。自分に向けられる言葉の10000倍、辛い。

そんな母に対する苛立ちや腹立たしさ、そしてどこかで悲しみを感じながらも、私はその口撃を全身で受けつつ花子へのフォローもし、二人の間に立ち続けた。
私の目の前でそれが始まった時は母に対して激昂したこともある。
何とか守らねば。
花子の心を守らねば。

私はしっかりと立っていなければ。
何とか踏ん張らなければ。


その堤防が決壊したのが旦那の前で泣いた時だったと思う。


実はあれから私は心療内科に予約を入れた。自分はもう駄目だという自覚があったからである。このままだと自分がどうなるのか本当に恐怖だった。

色々ありその時は結局受診には至らなかったものの、次のタイミングが来たらもう迷わずに受診すると思う。
このままでは自分がもたない。


母が口撃するには母なりの理由がある。それは理解出来る。
だがその口からこれでもかと出続けるマイナスな波動は確実に母自身の、そして周りの人間を巻き込んでゆく。



その時と今は何も変わらない。
ただ少しだけ母が落ち着いている時間が増えただけで。
落ち着いている時の母は、自身の健康の為に食事に気を遣ったりする。
勿論私もそれに協力する。
身体に良いと思われる食事を作ったり、本人が希望する物を買ってきたり。
その一瞬後にまた私への口撃が始まるかもしれないのに。
危うい自分を抱えながら、それでも私はそうするのだ。



私ははっきりと思う。


言葉は人を殺せる。


浴びせられた言葉は心の中に沈殿し、それを拭い取る術が見つからない。


私が今もしも子供であったなら、浴びせられた言葉によって全てを諦めてしまうだろうと思う。私にはその心境が痛い程わかる。
図太くなったこの歳ですらこんなに辛いのだ。まだ子供であったならどうすればいいのかなんて分からなくて当然かもしれない。


幸いにも私の場合はこの苦しさを理解してくれる人達が周りに居てくれた。
私が姉と慕う人の家に行き、話をしながら号泣した。
大切な友人がいつでも話を聞いてくれ、然り気無い気遣いをしてくれた。


だから今、私はここに居る。まだ何とか立っている。


言葉で追い詰められ、でも言葉で救われた。

だからこそ言葉は大事にしなければ。
言葉は人を殺せるのだから。










# by ganbaru-okan | 2019-03-15 09:15 | 色々思う事 | Comments(6)

卒業

太郎がまだ療育園に通っていた頃からの仲間は同じ学校に何人もいる。
年上から年下まで。

小学生の間はそんなにも思わなかったが、最近は太郎より先輩の子供達の成長を見ると何とも感無量だ。
皆、あんなに小さかったのに。
本当に立派に大きくなった。

その中でも太郎より2歳上、即ち今の高3の子供達くらいからがやはり幼なじみ感が強い。
その子のお母さん達とも今まで本当によく喋ってきた。
学校のことで悩んだら話を聞いて貰い、ドクターのことで迷ったら相談に乗って貰った。

決してべったり付き合ってきた訳ではないが、折に触れ集い話をしてきた。


一般的な学校と少し違うのは、支援学校を卒業する保護者にはしみじみと我が子の成長を思い返し感慨にふけると共に、この先を考え不安も抱くことであると思う。

我が子の人生はまだまだこれからの方が長いのだ。

我が子の障害を告げられてから今まである意味守られてきた環境から出て行く事に対して不安がない訳がない。

我が子は本当にやっていけるのか。
次に通う場所で理解のある支援者に会えるのか。
期待よりも不安が大きい。

そして12年間通った学校を去るときに、初めて色々な事はあったが実は本当に恵まれていたのだと痛感するのもしれない。

けれどもそれは皆同じであり、皆そうやって社会へと飛び立って行く。


あの小さかったあなた達が社会に飛び立つ。
小さい頃お母さんに抱かれて泣いていたあなた達がこの12年間で立派に成長した。

それは本当に素晴らしいことだ。


どうかこれからもあなた達のその笑顔が絶えませんように。
どうぞこれからもあなた達の力が存分に発揮されますように。
そしてあなた達の人生が幸せに満ちたものでありますように。


全ての卒業生の皆さん。

ご卒業本当におめでとうございます。






# by ganbaru-okan | 2019-03-14 10:40 | 色々思う事 | Comments(4)

可愛いんだけどな。

生きていると《それは心臓に悪いぜ》と思うことは沢山ある。
その中でも私にとっては携帯の着信と共に表示される太郎の学校名を見た瞬間が間違いなく上位にランキングされる。

これは本当に心臓に悪い。
学校から電話があるという事はすなわち太郎に何かがあったからだ。

一瞬取らないでおこうかと思うがそこはいくらなんでもちょっと駄目よと自分の中の天使が囁く。

以前なら《太郎君の体調が悪いのでお迎えよろしくお願いします》と言われても、何も考えずに迎えに行けた。
だが今の私は痛みで本当に一人では太郎を動かせないし、だからと言って不調の太郎をそのまま学校に置いといて下さいとも言えない。


先日、たまたま仕事が休みで予定もなかった為、普段なかなか行けない役所巡りをしていた時に学校からの連絡が入った。太郎の体調不良だ。

瞬時に頭の中で《さぁどうする!》と警報が鳴り、先生と喋りながらぐるぐると考える。

その電話を斬った後、とりあえずヘルパー事業所に電話を入れた。
本当に急なお願いなので断られるのを覚悟しながら《車から家の中までの移動を手伝って欲しい》旨を告げると即答で《その時間空いてるから行きます!》と言って下さり本当に助かった。

学校で先生に車に乗せて貰い、帰ってきてからヘルパーさんに車から車椅子に移乗して貰い、玄関から居室までをヘルパーさんと二人で運ぶ。その後ヘルパーさんが着替えまでをしてくれた。

結局太郎はその後大きく体調を崩すことなく済んだ。本当に助かった。


今後太郎が急に体調を崩したら、そしてその時ヘルパーさんに来て貰えなかったらどうしようとそこは本気で気掛かりである。私だけでは太郎を運べない。

本当に太郎が小さかった頃には考えもしなかったことが次々に起こる。

我が子に障害があるからこそそこまでを見越して育児をしろと言うのは親にとってある意味酷だと思う。
だっていつも目の前のことで精一杯、目の前のことに必死なのだから。
太郎の荒れがピークのあの頃に《その内に落ち着くよ》と誰かに言われても、その度に《その内って、いつ》と絶望しかなかったように。
そもそも今まで太郎に関わる人の中で成長した後のそういう諸々の問題を口にした人は居なかった。きっと誰にとっても想像出来ないことなのだと思う。まぁ当たり前か。


 二年後の春には太郎は学生生活を終える。
それまでにどこの事業所に通うのかを見学に行き、考え、決定しなくてはいけないし、そこに通い出したら、太郎が家を出る時間や帰宅する時間が変わるのでそこでまた送り出しや迎え入れをどうするかを考えなくてはいけない。
それと共に私自身の仕事をどうするのかも考えないと。
少なくとも今の仕事ではその時間帯の太郎の世話は出来ない。


考えておかなければいけない事が多すぎる。
老化してきた頭ではなかなか追い付かない。

ま、きっと何とかなるのだろうけど。

太郎を育てるのはやっぱりなかなかに大変だ。
可愛いんだけどな。













# by ganbaru-okan | 2019-03-12 10:40 | 思春期との闘い | Comments(4)

そう言えば

どうでもいい話No.1になること間違いなし、だが。

私は今、花子の武道の練習が終わるのをひたすら車で待っている。
天気予報の通り、雨も強くなってきた。
雨が強くなってきたということは、当然車の窓は閉められている。

さっきまであまりの暇さにうとうとしていたが、音で目が覚めた。

何の音かと言いますと、夫婦喧嘩と思わしき大声だ(ㅍ_ㅍ)

どうやらパーキングの裏の家からのようだが。


なかなかに白熱している。
何を話しているのかまでは聞こえないが、男女それぞれの怒鳴り声は聞こえる。


喧嘩の主が知り合いだったなら【まぁまぁ二人共落ち着いて】とお茶の一杯でも出したいところだ。


その声を聞きながら、そう言えば長い間夫婦喧嘩してないなぁと思った。
いや別にしたい訳でもないが。
面倒くさいし。


そして本当に不意に思い出す。


そう言えば明日は震災があった日だな…。


そして実は結婚記念日だ。



そんなことを思いながら花子を待っている。
それにしても遅いな。
今日は予定時間を一時間オーバーだぜ。








# by ganbaru-okan | 2019-03-10 17:00 | 色々思う事 | Comments(4)

大仏っΣ(OωO ;)

花子の学校の話である。

学生あるあるで、ある日学年集会が体育館であったらしい。
そもそも花子の学校はマンモス校。
その中でも花子の学年はひときわ生徒数が多い。
それだけ生徒数が居ると、中にはだらだらする子も居るだろう。

そしてその集会の場で集合が遅れたクラスに対して、壇上に居た先生が烈火のごとく怒ったらしい。

【怒鳴られなければ出来ないとは、お前らは動物かっ!】

まぁそこは中学や高校の先生あるあるだ。

先生がそう言うのを聞きながら、花子は内心
【…まぁ、人間も動物ですから(ㆆ_ㆆ)】
と思ったらしい。
それもまぁあるあるだと思う。


だが花子の友達はそれを

【えっ!大仏っ?Σ(OωO ;)】


と聞き間違えたらしいという話を花子から聞いて、私は爆笑した。

いいねぇ。
私はそういうの、大好き(๑˃́ꇴ˂̀๑)


因みにその怒鳴った先生は花子が一年生の時に本当にお世話になった先生である。本当にいい先生だ。
なので私はそれを聞いても《余程その生徒の態度が悪かったのだろうな》としか思わなかったが、中には子供からそれを聞いて不快になられた保護者もおられるかもしれない。
だがそんな事は私には関係ないし、まぁいい。



それより何より、大仏(๑˃́ꇴ˂̀๑)




【怒鳴られなければ出来ないとは、お前らは大仏かっ!】



…想像すると、笑える。
そこで大仏と聞き間違えるのが、本当に笑えた(๑˃́ꇴ˂̀๑)

花子の友よ、笑いをありがとう。
# by ganbaru-okan | 2019-03-10 15:30 | 色々思う事 | Comments(4)

いくら障害があるとはいえ、太郎ももうすぐ高校二年生になる青年な訳だ。
彼に障害がなかったらどんな青年だったんだろう。どんな青春を送っていたのだろう。
街で高校生を見ると、ふとそう思う。


後2年で学生生活が終わる太郎。
これから私が本当に力を入れていかねばと思っているのは、なるべく彼の真の支援者を増やすことである。

彼という人間を理解し、彼の何が問題で何が大切なのかを分かった上で彼の生活に寄り添ってくれる方々は1人でも多い方がいい。

学生のように教育を受ける立場ではなくなり、一応は社会人になるのだから余計に。


現在太郎は2ヵ所のヘルパー事業所さんにお世話になっている。
例のアレなヘルパーさん以外はどの人も本当に丁寧なサービスをして下さる。

アレなヘルパーさんが他のヘルパーさんの丁寧さに刺激を貰わないかなと思っていたが、その気配はない。
せっかく自分自身のスキルアップのチャンスなのにな。甚だ残念だ。


他の方々は例えば髭剃り1つをとってみても、例えば更衣1つをとってみても、例えば声掛け1つをとってみても、本当に丁寧だ。

太郎はヘルパーさん達が大好きで、ヘルパーさんが来てくれるのを心待ちにしている。
ヘルパーさんが来てくれている間太郎は誇張ではなくずーっと笑っている。

我が子がサービスを受ける立場になると、本当にヘルパーさんには頭が下がる。何て尊い仕事なのだろうと思うし、色々な事で疲れてしまい福祉の現場を離れた私には《ここには熱意を持って仕事をしている人が居る》と思わせて貰えることが本当に有難い。あの頃に今の方々に出会えていたら私はヘルパーを続けていたかもしれない。


新しい方の事業所の責任者と話をしていた時。
その日は丁度その前に太郎が荒れていて、いよいよダメだと思ったその時にタイミング良くチャイムが鳴った。
部屋に入ってきたヘルパーさんはその空気を感じ取りながらも太郎に対してはあくまでもいつも通りの声掛けをしてくれる。
その言葉にどんどん落ち着きを取り戻す太郎。


サービスが終わる頃にゲラゲラ笑っている太郎を見ながら責任者の方が言った。

《僕達はたっくんがニコニコ笑って楽しそうに話してくれる、ある意味良いところしか知りません》
《出来ればいつか僕達の前でもたっくんがありのままの感情を出してくれたらと願ってるんです。
その為にはもっともっと時間をかけて信頼関係を作っていかないといけないですけど》
《僕には今、たっくんが荒れた時の姿は自分の想像でしかない。その時のお母さんの気持ちを吐き出して貰って聞くことは出来ても、悲しいかな、荒れてるたっくんを想像しながらじゃないと聞けないのが悔しくて。》
《たっくんがいつか僕達の前でありのまままの姿を出してくれたら、そこで初めてお母さんと同じ目線でたっくんに対しての最善を探せる気がしてます》


太郎がまだ中学生だった時に同じセリフを担任の先生から言われたことがあった。
その時もそのセリフが胸にしみたが、今回もやはりしみこんできた。


その責任者は

《僕達は技術はまだまだ足りませんが、気持ちだけは負けないつもりでやってます》
と常日頃言われる。

その言葉通り、そこの従業員の方はいつも皆本当に一生懸命に丁寧に仕事をしているのだなとこちらに伝わってくる。私はそれがとても嬉しい。


ヘルパーという仕事は簡単そうに思われる。
確かに簡単にしようとすれば出来る仕事でもある。基本的に利用者さんと1対1の空間の中でやるべきことだけを簡単に、時には雑にやっても誰にも分からない。そんなヘルパーはごまんといる。
だが逆に言えば、目の前にいる人に心を配ることに終わりはない仕事でもあると思っている。
誰かに評価されたいという気持ちではなく、ただひたすらにその時間目の前にいる人のことを考え気を配り目を配る。
そうする姿勢は自ずと相手にも伝わるものだ。必ず、伝わる。
そう考えると人相手の仕事は本当に深いと思う。

少なくとも私は太郎絡みの誰かが太郎の事を語る時に、それがその人の本心かどうかは正直分かるし伝わってくる。
言葉では表現しにくいが、母としての本能のレベルで伝わってくるのだ。


その責任者の方の言葉に嘘はなかった。


太郎の荒れが続いた時に太郎を送ってきてくれたデイの職員さんが

【お母さん、一週間くらいなら僕の家で太郎君預りますよ】

と言ってくれたことがあった。
勿論だからといって【じゃあお言葉に甘えて】と太郎を預けはしない。
しないけれどその言葉は本当に嬉しかった。
ちょっと泣きそうになるくらいに。

別のヘルパーさんが言う。

【お母さん、いつでも電話して下さい。出来る限り調整して来ます。抱え込まないで下さい。その為に私達が居ます】

何と有難い言葉だろう。


これからの太郎の人生にそんな人が沢山居てくれることを切に願う。
その為なら母も努力は惜しまない。


そしてヘルパーさんに来て貰うにあたり、これからも感謝はきちんと言葉で伝えたい。
きっとそれが何より太郎のためでもあるのだと思う。

沢山の方々の厚意や愛情に包まれている。
本当に有難いことだと思う。
いつも本当にありがとうございます。














# by ganbaru-okan | 2019-03-08 10:30 | 思春期との闘い | Comments(4)

さてここで問題です。

さてここで問題です。
下記の文章を読みおかしいと思う箇所を抜き出しなさい。


ある日のこと。
A子さんは学校の休み時間に友達と遊んでいる時に、ついうっかりと足を滑らせ転んでしまいました。
そしてA子さんは帰宅し、自分の母親にその出来事を楽しそうに話していました。
ご機嫌で喋っていたA子さんは一連の出来事を喋った後、母親にこう言いました。


《なぁ、そういう事って、あるくない?》




………(ㅍ_ㅍ)




最初に《あるくない?》とか、人物が《おるくない?》と言う表現を聞いた時、私は本当に宇宙人と喋っているのかと思った。
思わず花子に
《あるくない?って、なに(ㅍ_ㅍ)》
と聞いたくらいだ。
花子は《あるやんなって事やん》と答えたが、私はその花子に間髪入れずに
《それやったらあるやんな、でええんちゃうの》
と言った。

あんたさ、ほんまに日本語おかしいで。

そう言った私に

《いや、皆そう言ってんで?別に花子だけちゃうし》

と花子が言った。
だがしかし、この場合の《皆》は大抵花子の周りの数名が、という意味だ。母は騙されないぜ。

半ば呆れながら《ちょっと考えや》と呟く私の言葉なんて、花子は聞いちゃいない。


それからずっと
《なぁ、それってあるくない?》
《そんな人、おるくない?》
を聞き続ける羽目になった。

もう訂正させる意欲もない私は黙って聞いていたのだが。



ある日のこと。 
夕方に何気なくテレビを見ていると探し人の写真を見せられた女子中学生が一緒にいた友達に

《あ!この人、おるくない?》

と言っていて本当に驚いた。
ここにも日本語がおかしい中学生がっ!!Σ(゚∀゚ノ)ノ

私は慌てて花子に今見た映像の話をすると、花子は

《だから言うてるやん。皆そう言うねんて、今は!!》

と言った。
花子の周りの数名の話じゃなかったのかΣ(OωO ;)


他にも
ゆーて、そうでもなくない?》
とか。


…今までに日本語の美しさを書いてきた数々の文豪に謝りやがれ(ㆆ_ㆆ)


まぁ、それが若さということか。


若さといえば、先日花子の部活の大会を見に行った。
会場も広いし凄い人の数で、私は最初花子を見つけられずうろうろしていた時に
私を見つけた花子の友達が声をかけてくれ、しばらく喋っている所に花子も戻ってきた。

《写真撮ったるわ》
と言うと、花子の仲良しの友達が集まってくる。皆本当に楽しそうに笑い、笑顔が溢れていた。

何枚か写真を撮った後
《中学生言うたら、変顔ちゃうの》
と言った私に
《えっ!ここでっ!Σ(゚∀゚ノ)ノ》
と驚きつつも皆、変顔をして写真に収まってくれる。それぞれがなかなかの変顔っぷりで笑えた。
撮った写真を見て、また皆が笑う。


ケラケラケラケラ笑いキラキラキラキラしている中学生集団を見て、私は心から
《皆、可愛すぎるやろ》
と言った。 


若いって、いいな。
本当にそう思う。
今この瞬間を大切に生きて欲しい。
本当に若いって羨ましい。




言葉遣いは別にして(¯∇¯٥)




# by ganbaru-okan | 2019-03-06 14:30 | 花子のこと | Comments(8)

えへ♡

突然だが、太郎はキス魔である。
自分の好きな人には隙を狙ってちゅー♡としたい。
別に唇を狙っている訳ではなく、キスをする箇所はどこでもいいらしい。

本当は学校の先生にもしたいのだろうが、そこはやはり相手が教育者なので拒否される。
いや、もしかしたらこっそり太郎にちゅー♡とされた先生もいるかもしれない。

それ以外にもデイの職員さんも太郎の餌食になる。

太郎は好きだからちゅー♡したい。
本当に純粋な気持ちではあるが、如何せん太郎ももうすぐ17歳。
髭も生え声変わりもしているある意味おっさんにちゅー♡をされて嬉しい人は、そうそう居ない。
 
そして今一番の被害者はヘルパーさんである。
我が家には今、入れ替わり立ち替わりで総勢6名のヘルパーさんが来て下さっているが、その内4名は男性だ。
そして皆、まだまだ若い。

その若い男性ヘルパーさんにも太郎はちゅー♡をする。
隙を狙って、する。
いくら制止しても、する。

その中の一番若くておぼこい男性ヘルパーさん。
彼は決して口数は多くはないが細かいところに心を配り、本当に優しい人だ。
その彼が今太郎の最大のターゲットになっている。

我が家に来はじめた頃、太郎は何度も彼にちゅー♡をした。

私は
《太郎!彼はまだ若いから、新しい世界は開いたらあかん!》
と言ったが、そんなことはお構い無しに太郎は狙う。
私はその度に彼に《ごめんね》と言った。

後日、その事業所の責任者が来られた時にその話をしていると 
《いや、事務所で彼が【(太郎の唇が)柔らかかった。ドキッとしました(*´ω`*)】って言ってました(笑)僕達は太郎君に嫌われるより全然いいです》
と言われる。

しまった(¯∇¯٥)
まだまだ若い彼は太郎のちゅー♡で、ちょっと新しい世界の扉が開いてしまったか(¯∇¯٥)


私は何故太郎がキス魔になったのか、と色々考えた。







原因は私でした(¯∇¯٥)






私が子供達に対してキス魔でございました。


太郎にも、何ならもうすぐ中3になる花子に対しても未だに毎日ちゅー♡している。
唇はさすがにしないものの、頬や頭には、毎日する。
寝顔にちゅー♡と頭なでなで♡は私の日課である。
その他、ハグも毎日だ。

結局のところ、私がスキンシップ好きなので太郎も自然にそうなったのだろう。太郎にとっては《それが当たり前》な訳だ。



二人それぞれをハグしている時、お互い言葉にしなくても伝わるものがある。
子供達の体温を感じると何とも言えずホッとする。

花子ももうそれが当たり前なので腕を広げるとその中に入ってくる。
逆に何かで不安だったり疲れていたりすると、花子の方からハグをしてくる。


いいじゃないか、スキンシップ。


そんな訳なので、太郎の周りの方々。
申し訳ありません。
母が原因でございました。
太郎に対しては、今後はちょっと控えよう。



でも止めないけどな、一生(๑˃́ꇴ˂̀๑)






# by ganbaru-okan | 2019-03-05 10:50 | 思春期との闘い | Comments(6)

お願い!!コナン!!

事の起こりは数日前。

花子が
《なぁ、花子の(タンスの)引き出しに入ってたけど、これ花子のちゃうで》
と持ってきた黒のスポーティーなパンツ。
パンツといってもズボンではなくいわゆる下着である。

《え?花子のちゃうの?》
と聞くと
《サイズが大きいやん》
と言われた。
サイズを見ると確かに花子には大きい。

私は母に
《なぁ、こればぁばの?》
と聞いた。
母は
《そんなん履かへんわ》
と言う。
確かにこんなスポーティー代物を母が履く訳もない。

だからと言って私の物でもない。

その後帰宅した旦那に
《なぁ、このパンツ、パパの?》
と見せると旦那は
《いや?ちゃうし。だいたいそれ、女物やん。》
と否定した。
《もしかしたら仕事中におなかが痛くなってしかしながらトイレが間に合わず、泣く泣くパンツを買った、とかないの?》
と聞くと
《ないわっ!( ಠдಠ ) 》
と力強く否定された。

…じゃあ一体これはだれのパンツなのだ?( *ω* )

もしかしたら私が買ったのに忘れてるのかと、不思議に思いながら私はそのパンツをパジャマの上に着ているトレーナーのポケットに入れた。


そして昨日のことだ。


旦那が
《だからこれ、僕のちゃうって言うてるやろ》
と言いながら黒いスポーティーなパンツを手に持ってやってきた。
《え?それどこにあったん?》
と聞くと旦那の引き出し中の一番上に置かれていたらしい。


私は瞬時にポケットに手を入れ
《いや、こないだのはここにある…》
と差し出す。

お互いが差し出したパンツを見ながら、
二人共無言になった。



なにこれっΣ(OωO ;)
ちょっと怖くないかっΣ(OωO ;)




我が家が洗濯を干すのは2階のベランダである。
そこに誰かが侵入してパンツを紛れ込ませる可能性は低いだろう。
その両日共に朝の洗濯と洗濯物を取り込むのは母がしてくれた。
母は洗濯機を回し、干し、乾いた洗濯物を畳み、何の疑いもなしに引き出しに入れる訳で、じゃあ一体この二枚のパンツは何時誰が洗濯機に入れたのだということだ。


花子に二枚目のパンツを見せながら説明すると 

《なにそれっΣ(OωO ;)めっちゃ怖いやんっΣ(OωO ;)》

と怯えている。


私は旦那に
《あんな、パパ、何かの事情があってこれを履いた?もしくは誰かのパンツを持ち帰って来てな、それをまちがえて洗濯機に入れた?もうそれしか考えられへんねんけど》
とねっとりした目で見ながら聞くと、旦那は全力で否定した。
《な?怒らんから、言ってみ?》
と優しく諭しても本気で
《何でやねん( ಠдಠ ) 》
と全力で否定する。

どうやらその態度に嘘はなさそうである。


気持ちが悪いのでその二枚のパンツは捨てたが。


考えれば考る程、謎だらけだ。


お願い、コナン!!
この事件を解決してっ!!( ˘•ω•˘ )



# by ganbaru-okan | 2019-03-04 10:45 | 色々思う事 | Comments(8)

くれぐれもご内密に

ある日の事。
私は帰宅した旦那と一緒に遅めの夕食中。
その隣で花子が小袋に入っているベビースターラーメンを食べ始めた。

その日まだテスト期間中だった花子は日頃使わない脳ミソをフル活用したからか、夕食を終えたのにまたお腹が空いたらしい。

花子はベビースターラーメンのその美味しさに、途中からは上を向いて口を開け袋から直接ザザーと流し込み咀嚼するというそれはそれは見事な食べっぷりで、それを見た旦那が思わず
《ベビースターラーメンは飲み物か》
と呆れながら呟くくらいの勢いで食べていた。


そんな花子を横目で見ながら旦那と私があれこれと話をしながら晩酌をしていた時。
不意に《痛い》と言う声が聞こえた。

二人が同時に花子を見る。

花子が
《鼻、痛い》
と片方の鼻を押さえながら言っていた。



勘のいいあなたならもうお分かりでしょう。




そう、花子はベビースターラーメンの欠片が鼻に入ったのだ(¯∇¯٥)



《痛い、痛い》と言う花子に旦那が
《こよりを作って鼻に入れてみたら?》
と言った。
花子は大急ぎでこよりを作る。
それを何度か鼻に入れると、くしゃみが出ると共に息を吸い込んだ勢いで鼻の中にあったベビースターラーメンは無事に喉に入ったらしい。
《今ここ(喉)にある!あーびっくりした!》
と言う花子に、私は心からしみじみと

《50年生きてきてベビースターラーメンが鼻に入った人初めて見たわ(¯∇¯٥)》

と言った。


が、次の瞬間花子が再び


《違う方の鼻、痛い》


と言い始めた。
どうやら一旦喉に入ったと見せかけたその欠片は、まんまと違う方の鼻に潜り込んだらしい。
花子が慌ててまたもや逆の方の鼻にこよりを入れ、再びくしゃみが出ると共に花子を悩ませたベビースターラーメンは今度こそ無事に喉に流れていった。


その時の花子は涙目だった。
余程痛かったしびっくりしたのだと思う。まぁそらそうだろう。まさか鼻に入るて(¯∇¯٥)
しかも幼児ならまだしも、花子はもうすぐ中3(¯∇¯٥)
一体、この事態を誰が予測出来ただろう。



そして全てが終わった後、ステージにそっとマイクを置いた山口百恵の如くまだ中身の入ったベビースターラーメンの袋をそっと机に置き
《もうベビースターラーメンは絶対食べへん!》
と言い、花子は何の罪もないベビースターラーメンに生涯決別宣言をした。


いきなり決別宣言をされたベビースターラーメンにしてみれば



《……え?Σ(゚∀゚ノ)ノ
それって悪いの俺なん?Σ(゚∀゚ノ)ノ》




という心境だっただろう。…いや、男なのかは知らないが。



そうして何の罪もないベビースターラーメンにきっぱりと決別宣言をした割には次の日にまたそっと新しい袋を開けていたあたり、さすが食欲には勝てない成長期だと思われるが。


今回のベビースターラーメン事件は、メラメラコップ事件に続く花子の黒歴史になった。


皆様、街で花子を見かけたらどうぞ聞いてやって下さい。


《…で?自分、ベビースターラーメン、好き?( ´థ౪థ)σ》


その際くれぐれもこのブログのことは内密にお願いします。







 








# by ganbaru-okan | 2019-03-01 21:20 | 花子のこと | Comments(2)

出来る訳がないのに。

小さなことでも積み重なれば大きくなる。
コップに1滴ずつ貯めた水がある時溢れだすように。


最近ずっと母の度重なる口撃で私の心の防波堤は今にも崩れてしまいそうな日々だった。

それでも何もかもを放り出す訳にもいかず、私は毎日泥のように重い心と身体を無理矢理動かしてきた。

頑張れ頑張れと自分に言い聞かせ、大丈夫大丈夫と自分を慰めながら。

勿論母は自分が思ったままを口にしているだけであるし、相手が誰であろうが言うだけ言ってしまえば母自身はそれでいい。
何事も自分が正しく、自分と反する意見を受け入れることはもうしようとはしなくなった。
出来ないのかしないのかは、わからない。
なので自分のその言葉が私の心を抉ることなど本当に気がつかないのだと思う。
そこはもう仕方ない。
年齢を重ねると共にどんどん社会的な視野が狭くなり考え方が固執していく人も多い。
なので決して母を責めている訳ではない。

責めている訳ではないが、ずっとマイナスな内容の何かを聞かされ続ける私がいくら踏ん張ってみても、彼女の精神的な波に巻き込まれてしまうことは否めないのだと思う。





それは突然、来た。




いつもの如く花子に向かって勉強勉強勉強勉強と言う母の声を聞いていた時に、何故か不意に涙が出た。
自分の意思とは無関係に出始めた涙は止まらず、私はそのまま旦那の前で泣き崩れた。
泣いて泣いて、しゃくりあげながら泣き、叫ぶように胸の内を言葉にしていた。

そんな自分に自分自身が一番驚きつつも、涙も言葉も止まらなかった。


一番驚いたのは旦那だろう。
だがいきなり泣きじゃくる私を前に、彼はずっと静かに私の話を聞いてくれていた。
ただただ、聞いてくれた。


泣くだけ泣いてやっと涙が止まった時に、私は今の自分の精神状態をはっきりと自覚せざるを得なくなった。



第三者を間に入れて…という意見は今までに嫌と言う程言われたし、それがベストなのも十分理解している。
だが今の母はそこにいくまでのまだ狭間にいる。
そういう意味でも、まだまだ機は熟していない。


その日以来、旦那は今まで以上にさりげなく私を気遣ってくれるようになった。
その事が逆に彼に重荷をかけてしまったなという申し訳なさと、ただただ素直にありがとうという気持ちと。


結局私の器なんてそのくらいに小さかったという事か。
少なくとも本人なりに不安な中にいる母には、支えてやれず申し訳ないとは思う。


けれど、私はちょっと疲れてしまった。
疲れ果ててしまったのかもしれない。


母が落ち着くような言葉掛けをしなければ。
母の口撃から子供達を守らねば。
旦那にはなるべく快適に暮らして貰わねば。
太郎が落ち着いて過ごせるようにしなければ。
花子もリラックス出来る環境を作らねば。


あれもこれもそれもどれも。



そんなこと、私なんかに出来る訳がないのに。






































# by ganbaru-okan | 2019-02-28 13:30 | 色々思う事 | Comments(2)

支えられている。

昨日書いた太郎の散髪屋さんでの話。

実は順番を待つ間、ペラペラペラペラ喋る太郎を見ながら旦那が
《小さい頃は太郎が喋れるようになるんかと心配したよな》
と言った。
私も
《ほんまやなぁ。心配したよね》
と言いながら太郎を見ていた。
《それが今は【うるさいなぁ。ちょっと黙ったらいいのに】って思うとか、親って勝手なもんやな》と旦那が笑う。
全くもってその通りだ。
 
あの頃はまだ小さかった太郎がその先にどんな風に成長してゆくのかなんて誰にも分からなかった。
正直に言えば、太郎が歩くという事に関しては私は早々に諦めていた。
彼の身体の使い方を見ていても、歩ける要素が見当たらなかったからだ。

けれどだからこそ、私は彼の心を成長させることだけは諦めたくなかった。
例え彼が先々喋れなかったとしても、心の成長はさせてやれると思っていたし。
 
だからといって私が太郎に対して熱心に何かを教育してきた訳ではない。
例えば字を教えるとか。例えば英語を教えてみるとか。

元々そういう意味で私は教育熱心ではない。

ただ、私は彼に対して如何なる時もずっと喋り続けてきた。
ちょっとしたことでも、常に喋り続けてきたと思う。

まだ喋れない太郎の名前を呼び、無言で私を見る太郎に《太郎って呼ばれたら返事は、はい!やで》というセリフは、それこそギネスに載る程に話し掛けたと思う。

花子が生まれてからは、《太郎はお兄ちゃんやもんな》《花子にお返事教えたってな》と、これまたギネスに載せて頂きたいくらいに話し掛け続けた。

その間太郎に関わって下さった沢山の方々のお陰で、結果的に太郎は今拙いながら他者と言葉でコミュニケーションがとれるくらいには成長してくれた。
そしてまだまだ語彙が増えていることを思うと、子供って本当に凄いと思う。
そしてその言葉の大半が私の言葉を吸収していると思われるところも、本当に凄い。よく聞いているんだな。


けれども、もし太郎があの頃のまま喋れなかったとしても私は今の私と何も変わらなかっただろうという気がしている。
喋れなかったとしても私は太郎に話し掛け続け、太郎に歌を歌い、本を読んだだろう。
花子に対しても今と同じスタンスで太郎のことを語っていたと思う。

喋れるからどうだ、とか喋れないからどうだ、という事ではないのだ。
勿論もし言葉を持たなかったとすれば、違うことで色々と葛藤はあったと思う。
けれどもそれが太郎の全てではないということもきっと私は分かっている筈だ。いや、分かっていると思いたい。

子供が障害児であるとわかった時の人の反応は様々ではあるが、現実を知らない人は大抵【大変やなぁ】と言う。【苦労してるんやなぁ】とも言われる。

正直、確かに苦労は多い。
例えば花子と比較しても花子はどんどん自分の世界を広げ、自分で考え自分で選択し、自分で受け止め自分で感情を処理する方法を学んでゆく。
親が言わなくても宿題をし、自分の将来を思い描くのだ。
一方の太郎は未だにその全てを親が握っている。
その差は大きいし、そのこと一つそして日々の生活一つを取ってみても根本的に親の手が離れることはない。

そういう意味では【大変やなぁ】の言葉は事実なのだと思う。

ただ、誤解を恐れずに言うと、私はもし三人目の子供が授かるのであればダウン症の子供が来てくれたらいいなと思っていた。
この話に賛同してくれたのはある意味変わり者夫婦の片割れである旦那くらいだったが。《どこを目指してんねん》と言いつつも《いや、でもそれでも全然オッケーやけど》と彼は言った。

ただ、この話を聞いた誰もが《…は?》と否定的であった。まぁそれも当たり前か。

私は元々ダウン症の子供が好みのタイプである。何とも可愛い。勿論可愛いだけで育たないことは百も承知である。
だかしかし、実は旦那も好みが同じなのだ。さすが変わり者夫婦といえよう。

1人目が肢体不自由、二人目が健常、三人目がダウン症、それぞれがどんな風に育つのかを体験したいなと思っていた。多種多様で楽しそうだ。
間に挟まれた花子もさぞや逞しく育つことだろう。

結果的に三人目を授かることなく今に至る。
きっと神様に《何言ってんだ、こいつ》と呆れられてしまったのかもしれない。


教育熱心ではない私は花子に対しても本当に教育熱心ではないなぁと反省することも多い。
もし私がもっと熱心であったら彼女は今頃もっと成績が良かったんじゃないかと思う事もある。

けれども私は太郎と同様に花子に対しても心の成長だけは諦めなかった。
如何なる時も、だ。浴びせるように色々な話をし続けてきた。

その結果、きっと彼女は同年代の子と比べてもどこか大人びてしまった感は否めないものの、手前味噌ながら彼女の言葉に《でかした!》と思う瞬間は本当に多い。


子育ては自分育てだと言われる。
我が子は二人共まだまだ未完成だ。
太郎は相変わらず荒れるし、花子は勉強しないし、人様から見れば《大変ね》と思われる要素は沢山ある。

けれどどんなに荒れたとしても、どんなに勉強しなかったとしても、私にとって自慢の我が子であることに変わりはない。

日々疲れている私はついついそこを忘れてしまいがちだが、そこだけは忘れずに生きていきたいとこの頃本当に思う。

二人が居てくれるから私は生きてゆける。
二人が居てくれることできっと私は支えられているのだ。


通学バスを待つ間、またもやペラペラペラペラ喋り続ける太郎を見ながらそう思った朝だった。











# by ganbaru-okan | 2019-02-26 10:45 | 兄妹のこと | Comments(2)

君は本当に素敵だね。

寒い時期の太郎のガイドヘルパーを断っていた。
インフルエンザも流行っていたし、歩けない太郎はどうしても身体が冷える。
じゃあガイドヘルパーを頼んでいない間、親が連れ出していたのかと聞かれたら答えは《申し訳ありません。それがまぁ、全く》である。

何だか本当に太郎を連れ出すことが大層に思ってしまうようになった。
自分1人で太郎を動かせないから余計だとは思うが。

そんな訳で昨年の11月に行ったっきり、太郎は散髪をしていなかった。
まぁ寒い時期だしな、と旦那と二人で何となくお互いを納得させ、一方で《いくらなんでもそろそろ行かなきゃなんないんじゃないのか?》と伸び放題でジャングルみたいになってきた太郎の髪の毛を横目で見ながら葛藤していた。

そもそも太郎の髪の毛は多くて太い。
おまけにちょっと癖があるので伸びてくると逆立って凄いことになる。


そして残念ながら《いくらなんでも、もうだめです》という状態になってしまったので渋々重い腰を上げた。

前にも書いたが太郎は散髪屋が大好きだ。
頼まれもしないのに《いらっしゃいませーっ》《ありがとうございましたぁっ》と大声で言う。
今回はまだ店に入っていないのに《いらっしゃいませーっ》と言う太郎に、旦那が《太郎、店に入ったら静かに待つんやで》と言うと太郎は《おう!》と男前な返事をする。

が。
いざ店に入った瞬間から太郎は嬉しくて喋り続け、早く自分の順番が回ってこないかとウキウキしていた。
その間《おっちゃーんっ!》と店員さんを呼ぶが皆さん仕事中で当然返事はない。
返事はないが、太郎に慣れて頂いている為その空気は優しかった。

やっと太郎の順番が来て店長さんが太郎の後ろに立った瞬間
《何回も言うけど、この店におっちゃんはおらんで。お兄ちゃんしかおらん》
と宣戦布告される。

そこからは髪を切られながらも
《おかぁさぁんっ!》
と私を呼ぶ太郎に
《自分、ほんまマザコンやなっ!》
とツッコミつつも
《でもまぁ男は皆マザコンやけどな》
と言う店長さんは本当に素敵。

何と言うか、そこの店員さんは皆太郎に対して《普通》なのだ。
普通というより、他のお客さんに対する接客よりも毒舌かもしれない。
そこが逆に心地いい。

太郎がドライヤーをあてて貰っている時に店を出るお客さんがいた。
太郎はドライヤーの音でそれに気付かず喋り続けている。
その太郎に小さい声で店長さんが
《ほら、ありがとうございましたは?》
と言ったのを私は聞き逃さなかった。
店長さんにそう言われた太郎はちゃんと《ありがとうございましたぁ!》とその勤めを果たしたのだ。

そして会話の中で店長さんが初めて太郎を《たっくん》と呼んだのも聞き逃さなかった。

何と言うか、ちょっと感動した。

勿論両親揃って連れて行ってるということもあるし、そのお店は元々前職で利用者さんを連れて行っていたので、そもそも二人共が店長さんと顔見知りだったということもある。
それを踏まえて考えても何の気兼ねなしに連れて行くことが出来るその場所、そこで働く方々、その全てに感謝だ。

髪を切ってさっぱりとした太郎は男前が数段上がった(当社比)

いつもの流れでその後太郎にコロッケを買わせたい旦那は(今まで行っていたお店なくなったので)わざわざ遠回りしてお肉屋さんに太郎を連れて行く。
店に着いて太郎に
《太郎、何買うの?》
と聞くと
《コロッケ下さい》
と言う。
《何個?》
と聞くと
《五つ》
と答えた。
五つ買うんやで、とは旦那も私も言ってないのでちょっとびっくりしたが。
その会話を聞いたお店のおばちゃんは阿吽の呼吸で
《コロッケ五つやな!ちょっと待っててな!》
と早速揚げてくれる。

全部自分で言えたな!
凄い!格好いいやん!
と私が言うと、太郎は嬉しそうに笑う。

その太郎を見て旦那もお店のおばちゃんも、優しく笑った。

アツアツのコロッケが入った袋を嬉しそうに持つ太郎がちょっとお兄ちゃんに見えた。

君は本当に素敵だね。









# by ganbaru-okan | 2019-02-25 11:00 | 思春期との闘い | Comments(2)

訳がわからん(ㅍ_ㅍ)

ほら、花子って、神やん?


と花子が言った。


え?神なん?Σ(゚∀゚ノ)ノ

と聞くと


神やろ(๑˃́ꇴ˂̀๑)

と言う。




え?神やのに実力テストの点数が、あれ?(¯∇¯٥)


と聞き返すと


ほら、花子、神やから本気出したら皆に悪いやん?
だから、敢えて?(๑˃́ꇴ˂̀๑)







…どうか皆様。
花子にお叱りの言葉を。


その実力テスト。
点数を聞いてさすがの私が

_l ̄l●lll


↑こうなりましたよレベルだった。




………いやもう本当にな。
大丈夫なのか、もうすぐ中3ぞ?


花子の兄貴も今朝は何故かずっと
《教頭先生は?》
と半ば叫び続けていた。

教頭先生がどうしたと聞いても、きっと本人も何かのきっかけからその言葉に固執しているだけで言い続けている内に《え?教頭先生がどうしたんでしょう?》だったと思う。


もう訳がわからない(ㅍ_ㅍ)



 どいつもこいつも頭が痛い。
でも今日は日差しだけは春だから、その日差しだけでまぁもういいかと思う。
 
何が書きたいのかわからなくなってきた。

さぁ、働いてこよう。










# by ganbaru-okan | 2019-02-22 11:00 | 兄妹のこと | Comments(6)

SNS

最近、例えばInstagramやらFaceBookを見なくなった。
以前は毎日チェックしていたし、そこに載る友人の情報を見て心から《イイね》と思えていたのに。

ある頃からそれを見ると何とも苦しくなってきた。
やたらキラキラ輝いて見える。
自分の現実との違いを見せつけられているような気がして。

本当に正直、妬も嫉みもある。
何故私だけが、という気持ちもどこかで沸いてくる。


Twitterに関しては、花子のツイートを見る為だけに通知が届くと見るようにしているが。

口にはしなくても、皆それぞれが何かを背負い生きている事は分かっているし、日々、良いことばかりでもないことも理解はしている。

だけれども、やっぱり苦しくなる。
だが一方でそこでのやり取りがあった友人に対しての申し訳なさもある。


ある時花子と話をしていて私がそれとなくそんな事を言うと、花子は即答で
《見んかったらいいねん。別に見んくても大丈夫やん》
と言った。
そうかな、と言う私に《その気になるまで放置しとき。それでいいって》と、まるで大人みたいに言う。

花子のその言葉で、私は見るのをやめた。


その世界から離れるといかに自分自身がそれに縛られていたのかが分かるようになった。

日頃花子に携帯の使いすぎを注意していたが、何の事はない。私がそうだったのだ。

縛りがなくなるとちょっと気持ちが楽だ。苦しくなることが減る。


しばらくは自分が心地いいと思える相手、空間、時間をちゃんと五感を使って感じてみようと思う。
今の私は、敢えてそうしなければいけない気がしている。













# by ganbaru-okan | 2019-02-21 10:55 | 色々思う事 | Comments(6)